バックアップ領域から保存先領域に蓄積データファイルをコピーすることでリカバリを行います。
Interstage Information Storageにはバックアップ先から対象となるファイルを自動的にリカバリする機能はありません。
リカバリを行う場合は次の点に注意してください。
ファイル名の変更
カテゴリ定義の「プレフィックス」に、蓄積データファイルとバックアップ蓄積データファイルで異なる値を設定している場合は、リカバリ時に必ずバックアップ蓄積データファイルのプレフィックス部を変更してください。
バックアップ領域とリカバリ先ディレクトリの対応関係
カテゴリの定義やファイル登録時のオプションによっては、バックアップ先ディレクトリやリカバリ先ディレクトリが複数存在します。
誤ったディレクトリに蓄積データファイルをリカバリしないよう、異常終了した時のログや不整合検出コマンド(dcccheck)の実行結果からバックアップ領域とリカバリ先ディレクトリの対応関係を把握した上で実行してください。
参照
不整合検出機能の詳細については"3.7 不整合の検出"を参照してください