ページの先頭行へ戻る
Interstage Information StorageV10.0.0 運用ガイド

1.4.3 データの格納

格納先カテゴリと入力データファイルの準備ができたら、dlofentryコマンドを使用してデータを格納します。

格納されたデータは蓄積データファイルとして資源管理機能で管理され、格納されるごとに管理レコードが作成されます。

dlofentryコマンドが異常終了した場合は、"2.10.1 ロードコマンド異常終了時のリカバリ"を参照して対処してください。


カテゴリ"cat1"にCSVファイル"adtlog091104.csv"を格納する

$ dlofentry cat_name=cat1 in_file=/DATA/adtlog091104.csv

注意

  • 以下のオプションは、カテゴリの定義によって使用が制限されます。誤って指定したり省略したりするとdlofentryコマンドが異常終了します。

    • 蓄積データファイル名の付与値(given_de)

      カテゴリ定義のファイル名構成要素に「起動時指定ファイル名」が設定されている場合のみ指定します。設定時は省略できません。

    • 保存期限(keep_limit)

      カテゴリ定義の「ロード時の指定」で「ロード時に指定する」を設定した場合のみ指定します。設定時は省略できません。

    • バックアップ蓄積データファイルの格納先ディレクトリ(bak_dir)

      カテゴリ定義の「バックアップ要否」で「バックアップ要」を設定した場合のみ指定することができます。指定を省略した場合はカテゴリの定義に従います。

  • 蓄積データファイル名の付与値(given_de)にアンダーライン(_)およびピリオド(.)を含むことはできません。

  • 入力データファイルにアンダーライン(_)を含むファイル名、ピリオド(.)で始まるファイル名は指定できません。

  • カテゴリ定義のファイル名構成要素に「入力データファイル名」が指定されている場合、蓄積データファイルのファイル名構成要素として使用されるのは、最初に出現するピリオド(.)の直前までです。そのため、最初に出現するピリオド(.)の直前までが一致する入力データファイル名を指定する場合は、蓄積データファイル名の重複を防ぐため、ファイル名構成要素に登録日時と枝番を追加してください。詳細については、本書の“3.6.2 カテゴリの追加”を参照してください。

参照

dlofentryコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。