ページの先頭行へ戻る
Interstage Information Storage V10.0.0 導入ガイド

B.7.3 RDB構成パラメタファイルの実行パラメタの意味

RDB構成パラメタファイルの実行パラメタの意味について説明します。

RDBDIRSPACE1

資源管理の管理領域に対するRDBディレクトリファイルの配置先を絶対パスで定義します。

資源管理を起動するユーザおよび資源管理コマンドを実行するユーザには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。

ポイント

RDBDIRSPACE1については、資源管理の資源をローデバイス上に配置する場合でも、ファイルシステム上の絶対パスを指定してください。

RDBDIRSPACE2

RDBディクショナリに対するに対するRDBディレクトリファイルの配置先を絶対パスで定義します。

資源管理を起動するユーザおよび資源管理コマンドを実行するユーザには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。

ポイント

RDBDIRSPACE2については、資源管理の資源をローデバイス上に配置する場合でも、ファイルシステム上の絶対パスを指定してください。

RDBLOG

ログバッファの個数を指定します。ログバッファにはBIログバッファ数とAIログバッファ数があります。

設定値は以下のとおり設定してください。

RDBLOG = BIログバッファ数, AIログバッファ数

Interstage Information Storageでは、BIログバッファ数とAIログバッファ数ともに512固定とします。

RDBCORE

資源管理で異常が発生した場合の、ダンプ出力先ディレクトリ名を絶対パスで定義します。

資源管理を起動するユーザおよび資源管理コマンドを実行するユーザには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。

出力されるダンプの大きさは資源管理が使用するメモリ量となります。ダンプ出力先ディレクトリには、出力されるダンプを格納するために十分な空きを用意してください。

ダンプ出力先ディレクトリのサイズについては、“資源情報管理サーバのファイル・ディレクトリサイズ見積もり式”を参照してください。

RDBEXTMEM

資源管理がプロセス外との情報交換のために使用する共用メモリの量を指定します。単位はキロバイトです。

Interstage Information Storageでは、2048固定とします。

RDBLOGMANAGE

ログ管理ファイルの配置先のローデバイスまたはディレクトリを絶対パス名で記述します。

ディレクトリを指定する場合、資源管理を起動するユーザおよび資源管理コマンドを実行するユーザには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。

RDBREPORT

資源管理が出力するエラー事象のメッセージやインフォメーションを出力するファイルのディレクトリを絶対パスで定義します。このパラメタを指定しない場合、エラー事象のメッセージやインフォメーションが残らないので、エラー調査のために、必ず指定してください。また、RDBREPORTパラメタで指定するディレクトリには、資源管理を起動するユーザおよび資源管理コマンドを実行するユーザには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。

資源管理は、このディレクトリに以下のファイルを作成し、満杯を契機に循環利用します。

RDBSQLENV

システム用の動作環境ファイル名を指定します。資源管理を起動するユーザおよび資源管理コマンドを実行するユーザには、指定するファイルへの書込み権が必要です。

Interstage Information Storageでは、格納先を/opt/FJSVrdb2b/etc/iis_fssqlenv固定とします。

RDBPRJCODE

資源管理が使用するIPCキーの最上位1バイトを指定します。

Interstage Information Storageでは、値を0xde固定とします。

RDBSYSTEMID

資源管理に与えるIDを指定します。

Interstage Information Storageでは、値を19固定とします。

RDBREPORTSIZE

資源管理運用ログファイルのサイズを指定します。単位はバイトです。