抽出機能とは、Interstage Information Storageに格納されている大量データの中から業務に応じた目的のデータのみを抽出する機能です。
抽出機能には、業務アプリケーションからのデータ抽出を可能とするAPI連携機能、コマンド実行可能な抽出コマンド機能と、API連携・抽出コマンド機能からの依頼を受けて、複数の蓄積データファイルの抽出処理を並列に実行し、高速に抽出を行う抽出制御機能があります。
抽出機能は、API連携・抽出コマンドから、抽出依頼を受け付けます。抽出依頼には、抽出条件を指定します。抽出制御機能は、資源管理機能を利用し、指定された抽出条件から抽出対象ファイルを特定します。資源管理機能により特定された抽出対象ファイルに対して、ファイルごとに抽出処理の制御を行います。ここでは、抽出制御機能、抽出コマンド機能について、説明します。
図3.7 抽出機能
参照
資源管理機能については、“3.5 資源管理機能の説明”を参照して下さい。
API連携機能については、“アプリケーション開発ガイド”の“第1章 API連携機能の概要”を参照してください。