記述形式
swrba_mail_send.rb -input 入力情報ファイル |
機能説明
指定したメールアドレスに対してメールを送信します。
オプション
-input
運用操作部品に入力情報を入力します。
入力情報ファイル
運用操作部品への入力情報を格納したXML形式ファイルの名前(絶対パス)です。
運用操作部品の動作に必要な入力情報
送信メール(SMTP)サーバのホスト名です。
ipaddressを指定する場合、hostnameを指定する必要はありません。
hostnameとipaddressの両方を指定した場合、ipaddressを優先します。
hostnameとipaddressの両方を省略した場合、引数エラーとなります。
ホスト名の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
送信メール(SMTP)サーバのホストのIPアドレスです。
ipaddressを指定する場合、hostnameを指定する必要はありません。
hostnameとipaddressの両方を指定した場合、ipaddressを優先します。
ipaddressを省略した場合、指定したホスト名を元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得したIPアドレスの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。
hostnameとipaddressの両方を省略した場合、引数エラーとなります。
IPアドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールの送信元アドレスです。
送信元アドレスを省略した場合、引数エラーとなります。
送信元アドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールの宛先アドレスです。
複数の宛先アドレスを指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。
宛先アドレスを省略した場合、引数エラーとなります。
宛先アドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールのタイトルです。
メールのタイトルを省略した場合、引数エラーとなります。
メールのタイトルの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールの本文です。
メール本文を省略した場合、引数エラーとなります。
メール本文の文字数の上限は、2048バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールの同報(CC)です。
複数の同報(CC)を指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。
同報(CC)を省略した場合、宛先アドレスのみへのメール送信を行います。
同報(CC)の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
メールに添付するファイルの名前です。
ファイル名はディレクトリを含めた絶対パスで指定します。
複数のファイル名を指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。
ファイル名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザ名です。
ユーザ名を省略した場合、SMTP認証を利用しないメール送信を行います。
ユーザ名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザのパスワードです。
パスワードを省略した場合、SMTP認証を利用しないメール送信を行います。
認証に必要なパスワードの文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。
復帰値
復帰値 | 意味 |
0 | メール送信が正常終了しました。 |
161 | メールの送信に失敗しました。リトライ回数を指定した場合、リトライします。 |
188 | 実行中に通信が切断しました。 |
189 | サーバに接続できませんでした。 |
197 | 入力情報に誤りがありました。 |
198 | オプションの指定に誤りがありました。 |
標準出力/標準エラー出力
標準出力には、何も出力しません。
メール送信に成功した場合、"Success"という文字列を標準エラー出力します。
メール送信に失敗した場合、エラー内容を文字列として標準エラー出力します。
利用ライブラリ
入力情報ライブラリ
注意事項
本運用操作部品は、SMTP通信を利用して動作を実現しています。
本運用操作部品の使用にあたり、業務サーバで通信の許可が必要になる通信ポートはTCPの25番です。
subjectの文字数が半角60文字または全角30文字を超えた場合、subjectが文字化けする可能性があります。
メールに添付するファイルの容量は、利用するメールサーバに依存します。メールに添付するファイルの容量はSMTPサーバの管理者に確認してください。
添付するファイル名には、半角英数字と以下の記号のみを利用してください。
利用可能な記号:「!」「~」「_」「-」「.」
格納場所
Windows | <インストールパス>\itpm\rbaope\bin\parts\standard\ swrba_mail_send.rb |
Linux | /opt/FJSVswpm/rbaope/bin/parts/standard/swrba_mail_send.rb |