ページの先頭行へ戻る
SystemwalkerRunbook Automation V14g リファレンスガイド

3.2.16 メールを送信する

記述形式

swrba_mail_send.rb  -input 入力情報ファイル

機能説明

指定したメールアドレスに対してメールを送信します。

オプション

-input

  運用操作部品に入力情報を入力します。

入力情報ファイル

  運用操作部品への入力情報を格納したXML形式ファイルの名前(絶対パス)です。

運用操作部品の動作に必要な入力情報

(1) hostname

送信メール(SMTP)サーバのホスト名です。

ipaddressを指定する場合、hostnameを指定する必要はありません。

hostnameとipaddressの両方を指定した場合、ipaddressを優先します。

hostnameとipaddressの両方を省略した場合、引数エラーとなります。

ホスト名の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(2) ipaddress

送信メール(SMTP)サーバのホストのIPアドレスです。

ipaddressを指定する場合、hostnameを指定する必要はありません。

hostnameとipaddressの両方を指定した場合、ipaddressを優先します。

ipaddressを省略した場合、指定したホスト名を元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得したIPアドレスの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

hostnameとipaddressの両方を省略した場合、引数エラーとなります。

IPアドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(3) fromaddress

メールの送信元アドレスです。

送信元アドレスを省略した場合、引数エラーとなります。

送信元アドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(4) toaddress

メールの宛先アドレスです。

複数の宛先アドレスを指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。

宛先アドレスを省略した場合、引数エラーとなります。

宛先アドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(5) subject

メールのタイトルです。

メールのタイトルを省略した場合、引数エラーとなります。

メールのタイトルの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(6) text

メールの本文です。

メール本文を省略した場合、引数エラーとなります。

メール本文の文字数の上限は、2048バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(7) ccaddress

メールの同報(CC)です。

複数の同報(CC)を指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。

同報(CC)を省略した場合、宛先アドレスのみへのメール送信を行います。

同報(CC)の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(8) filename

メールに添付するファイルの名前です。

ファイル名はディレクトリを含めた絶対パスで指定します。

複数のファイル名を指定する場合は、区切り記号として';'を使用します。

ファイル名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(9) smtpusername

送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザ名です。

ユーザ名を省略した場合、SMTP認証を利用しないメール送信を行います。

ユーザ名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(10) smtppassword

送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザのパスワードです。

パスワードを省略した場合、SMTP認証を利用しないメール送信を行います。

認証に必要なパスワードの文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

復帰値

復帰値

意味

0

メール送信が正常終了しました。

161

メールの送信に失敗しました。リトライ回数を指定した場合、リトライします。

188

実行中に通信が切断しました。

189

サーバに接続できませんでした。

197

入力情報に誤りがありました。

198

オプションの指定に誤りがありました。

標準出力/標準エラー出力

標準出力には、何も出力しません。

メール送信に成功した場合、"Success"という文字列を標準エラー出力します。

メール送信に失敗した場合、エラー内容を文字列として標準エラー出力します。

利用ライブラリ

入力情報ライブラリ

注意事項

格納場所

Windows

<インストールパス>\itpm\rbaope\bin\parts\standard\

swrba_mail_send.rb

Linux

/opt/FJSVswpm/rbaope/bin/parts/standard/swrba_mail_send.rb