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SystemwalkerRunbook Automation V14g リファレンスガイド

3.2.10 プロセスの起動を確認する

記述形式

swrba_process_start_check.rb  -input 入力情報ファイル

機能説明

指定したプロセスが起動しているかを確認します。

オプション

-input

  運用操作部品に入力情報を入力します。

入力情報ファイル

  運用操作部品への入力情報を格納したXML形式ファイルの名前(絶対パス)です。

運用操作部品の動作に必要な入力情報

(1) hostname

プロセスの起動を確認するホスト名です。

運用自動化サーバのプロセスの起動を確認する場合、'localhost'を指定します。

ipaddressを指定する場合、hostnameを指定する必要はありません。

hostnameとipaddressの両方を指定した場合、ipaddressを優先します。

hostnameとipaddressの両方を省略した場合、引数エラーとなります。

ホスト名の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(2) ipaddress

プロセスの起動を確認するホストのIPアドレスです。

運用自動化サーバのプロセスの起動を確認する場合、'127.0.0.1'を指定します。

ipaddressを指定する場合、hostnameを指定する必要はありません。

hostnameとipaddressの両方を指定した場合、ipaddressを優先します。

ipaddressを省略した場合、指定したホスト名を元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得したIPアドレスの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

hostnameとipaddressの両方を省略した場合、引数エラーとなります。

IPアドレスの文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(3) process

起動を確認するプロセス名です。

プロセス名を省略した場合、引数エラーとなります。

プロセス名の文字数の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(4) ostype

プロセスの起動を確認するホストのOS種別です。

Windows、Linux、Solarisを指定します。

OS種別の入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得したOS種別の値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

OS種別の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(5) username

プロセスの起動を確認するホストへSSHもしくはWMIを利用して接続するユーザ名です。

接続ユーザ名の入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得した接続ユーザ名の値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

接続ユーザ名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(6) password

プロセスの起動を確認するホストへSSHもしくはWMIを利用して接続するユーザのパスワードです。

接続に必要なパスワードの入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得した接続パスワードの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

接続に必要なパスワードの文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(7) execusername

プロセスの起動を確認するホストで起動確認を実行するユーザ名です。

実行ユーザ名の入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得した管理者ユーザの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

実行ユーザ名の文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

(8) execpassword

プロセスの起動を確認するホストで起動確認を実行するユーザのパスワードです。

実行に必要なパスワードの入力を省略した場合、指定したホスト名またはIPアドレスを元に構成管理データベース(CMDB)を検索し、取得した管理者ユーザのパスワードの値をSystemwalker Runbook Automationが自動的に設定します。

実行に必要なパスワードの文字列の上限は、1024バイトです。それ以上の場合、引数エラーとなります。

復帰値

復帰値

意味

0

プロセスは起動しています。

161

プロセスは停止しています。リトライ回数を指定した場合、リトライします。

187

SSH認証に失敗しました。

188

実行中に通信が切断しました。

189

サーバに接続できませんでした。または、WMI通信に失敗しました。

197

入力情報に誤りがありました。

198

オプションの指定に誤りがありました。

200

プロセスの起動確認に失敗しました。

標準出力/標準エラー出力

標準出力には、何も出力しません。

プロセスが起動していると判断された場合、"Run"という文字列を標準エラー出力します。

プロセスが起動していないと判断された場合、"Stop"という文字列を標準エラー出力します。

プロセスの起動確認に失敗した場合、エラー内容を文字列で標準エラー出力します。

利用ライブラリ

入力情報ライブラリ

プロセスライブラリ

注意事項

格納場所

Windows

<インストールパス>\itpm\rbaope\bin\parts\standard\

swrba_process_start_check.rb

Linux

/opt/FJSVswpm/rbaope/bin/parts/standard/swrba_process_start_check.rb