rdbcninfコマンドは、コネクションに関する以下の情報を表示します。
ローカル/リモート通信資源の情報
現在接続しているコネクション数
回収待ち状態のコネクション数
現在可能なコネクション数
接続可能なコネクションの最大数
接続しているコネクションに対する情報
アイドル時間
トランザクション状態
クライアントプロセス種別
コネクション識別情報
回収待ちのコネクションに対する情報
コネクション識別情報
参照
rdbcninfコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
rdbcninfコマンドによる表示例を以下に示します。
> rdbcninf -s RDBII rdbcninf DATE:2007/04/14 TIME:11/36/00 Local Connection Status(exec/term/free/total) : 2/ 1/ 29/ 32 (1) (2) (3) (4) (5) (6) Status Idle Tran Type Connection-Info EXEC 00:00 ACT SQL 19660/2 EXEC 10:00 INACT SQL 19660/3 TERM ---- ---- ---- 16997/1 Remote Connection Status(exec/term/free/total) : 1/ 0/ 31/ 32 (7) (2) (3) (4) (5) (6) Status Idle Tran Type Connection-Info EXEC 00:00 ACT TCP/IP 10.124.4.123/19673/3
(1) システム内通信用の通信資源の使用状況
(接続しているコネクション数/回収中のコネクション数/
接続可能なコネクション数/接続可能な最大コネクション数(システム用の動作環境ファイルの
MAX_CONNECT_SYSで指定した値)) (2) コネクション状態
EXEC : 現在使用中のコネクション
TERM : 回収中のコネクション(3) アイドル時間
(使用中のコネクションがアプリケーションの要求を待ってからの経過時間が“分:秒”で表示されます。)(4) トランザクション状態
ACT :トランザクションは開始されている
INACT :トランザクションは開始されていない(5) クライアントプロセス種別
SQL : システム内通信のアプリケーション
SQL-XA: トランザクションモニタ配下のアプリケーション
TCP/IP: RDB2_TCP接続のアプリケーション
RDA-SV: RDA-SV接続のアプリケーション
ODOS : ODOS連携のODBCアプリケーション(6) コネクション識別情報
(使用中または回収待ちのコネクションが接続方法によって以下の形式で表示されます。)- RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにADDRESSを指定した場合、または省略した場合
RDB2_TCP接続、RDB2_TCPを用いたODOS接続の場合:
IPアドレス/プロセスID/セションID または IPアドレス/プロセスID
上記以外の場合:
プロセスID/セションID または プロセスID- RDB構成パラメタファイルのRDBCLIENTINFにNAMEを指定した場合
RDB2_TCP接続、RDB2_TCPを用いたODOS接続の場合:
接続端末のホスト名/プロセスID/セションID または 接続端末のホスト名/プロセスID
上記以外の場合:
プロセスID/セションID または プロセスID(7) RDB2_TCPを使用したリモート通信の使用状況
(接続しているコネクション数/回収中のコネクション数
/接続可能なコネクション数/接続可能な最大コネクション数(システム用の動作環境ファイルの
MAX_CONNECT_TCPで指定した値))