ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書 Copy Control Module編

A.5.2 acrecbuff stat (REC転送バッファの状態表示コマンド) 【Linux 5 for Itanium版を除く】

名前

acrecbuff stat - REC転送バッファの状態表示


形式

acrecbuff stat -a DISKARRAY-NAME [-disk] [-xml]

機能説明

ETERNUS ディスクアレイが使用するREC転送バッファの状態を表示します。

Windows版/Solaris版/Linux 5 (for x86,for Intel64)版で対応しています。


オプション

-a DISKARRAY-NAME

ETERNUS名を指定します。

-disk

REC Diskバッファの情報を表示します。

-xml

XML形式で表示します。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

表示内容は、以下のとおりです。

タイトル

説明

ID

REC転送バッファのIDを表示します。

Use

REC転送バッファの用途を表示します。
送信用の場合は"SEND"を、受信用の場合は"RECV"を表示します。

Rate

REC転送バッファの使用率(%)を表示します。転送バッファを使用できない状態のときは、“----”を表示します。

  • 送信用の場合

    REC転送バッファの使用率(%)を表示します。非同期ConsistencyモードのRECを行っていないときでも、0%になることはありません。

  • 受信用の場合

    常に“0%”を表示します。

RemoteBoxID

RECを行う筐体の筐体識別子を表示します。

DiskBuff

REC Diskバッファの状態を表示します。-diskオプションを指定した場合だけ表示します。

  • ---:転送バッファが受信用

  • active:REC Diskバッファが使用可能な状態

  • invalid:REC Diskバッファが未設定

  • warnning(code=xx):REC Diskバッファは利用可能状態だが、Diskに異常がある
    code=xxには、以下のどちらかのコードが入ります。

    • 04:リビルドなどのリカバリ動作中(REC Diskバッファは利用可能状態)

    • 08:REC Diskバッファを構成するRAIDで、冗長性がないものがある

  • in active(code=xx):REC Diskバッファは利用不可状態
    code=xxには、以下のどれかのコードが入ります。

    • 05:REC Diskバッファを構成するRAIDが異常状態

    • 06:REC DiskバッファのRAID Groupをフォーマット中

    • 07:コピー先がREC Diskバッファを未サポート

  • not support:REC Diskバッファは未サポート

DiskRate

REC Diskバッファがactiveまたはwarningの場合、使用率をパーセントで表示します。
-diskオプションを指定した場合だけ表示します。

REC Diskバッファを使用していない場合は、“0%”を表示します。
上記以外の場合は“---”を表示します。


注意事項