何らかの理由でデーモンを停止したい場合は、各サーバで以下のように実行してデーモンを停止します。
Storage管理サーバおよびStorageサーバ
各サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「デーモンの起動と停止」を参照してください。
テープサーバ
Storage管理サーバおよびStorageサーバ上のデーモンを停止するためには、rootユーザーで以下のように実行します。
# /etc/init.d/initTSM stop # /etc/init.d/FJSVswstm stop # /opt/swstorage/bin/stopacm |
注意
stopacmコマンド実行前に環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。
実行中のバックアップ/リストアが存在する状態でデーモンを停止すると、実行中のバックアップ/リストアはエラー終了します。この場合、必要があれば、デーモンを再起動した後、再度バックアップ/リストアを実施してください。
何らかの理由でテープサーバのデーモンを個別に停止する場合、停止する方法は以下のとおりです。
通信デーモンの場合
コマンドラインにて、以下のコマンドを実行します。
# ps -ef | grep stgxfws |
この結果、以下の文字列が表示されることを確認します。表示されない場合は、すでにデーモンは停止している状態です。
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfws <論理ノード名> |
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
通信デーモンを停止します。
停止コマンドについては、「14.6 デーモンの起動と停止」を参照してください。
ポイント
通信デーモンが処理中に通信デーモンの停止を実施した場合、コマンドが終了するまで最大10秒かかることがあります。
通信以外のデーモンの場合
「14.6 デーモンの起動と停止」を参照して停止させてください。ただし、環境変数SWSTGNODEに論理ノード名を設定して、デーモン停止コマンドを実行します。