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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 運用手引書テープバックアップ連携編

2.3.2 OS停止をしない場合の停止

何らかの理由でデーモンを停止したい場合は、各サーバで以下のように実行してデーモンを停止します。

Storage管理サーバおよびStorageサーバ

各サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「デーモンの起動と停止」を参照してください。

テープサーバ

Storage管理サーバおよびStorageサーバ上のデーモンを停止するためには、rootユーザーで以下のように実行します。

# /etc/init.d/initTSM stop
# /etc/init.d/FJSVswstm stop
# /opt/swstorage/bin/stopacm

注意

  • stopacmコマンド実行前に環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。

  • 実行中のバックアップ/リストアが存在する状態でデーモンを停止すると、実行中のバックアップ/リストアはエラー終了します。この場合、必要があれば、デーモンを再起動した後、再度バックアップ/リストアを実施してください。

  • 何らかの理由でテープサーバのデーモンを個別に停止する場合、停止する方法は以下のとおりです。

    • 通信デーモンの場合

      1. コマンドラインにて、以下のコマンドを実行します。

        # ps -ef | grep stgxfws

        この結果、以下の文字列が表示されることを確認します。表示されない場合は、すでにデーモンは停止している状態です。

        /opt/FJSVswstf/bin/stgxfws <論理ノード名>
      2. 環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。

      3. 通信デーモンを停止します。
        停止コマンドについては、「14.6 デーモンの起動と停止」を参照してください。

      ポイント

      通信デーモンが処理中に通信デーモンの停止を実施した場合、コマンドが終了するまで最大10秒かかることがあります。

    • 通信以外のデーモンの場合

      14.6 デーモンの起動と停止」を参照して停止させてください。ただし、環境変数SWSTGNODEに論理ノード名を設定して、デーモン停止コマンドを実行します。