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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.2 GUI使用手引書

4.4.2 コピー方向の反転

ECまたはRECでは、複製先ボリュームと複製元ボリュームのコピー方向を反転させることができます。
反転を行うためには、以下の条件を満たす必要があります。

同期処理の反転の詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「コピー方向の反転」および「swsrprevsync(同期処理反転コマンド)」を参照してください。

4.4.2.1 同期型レプリケーション(EC)でのコピー方向の反転

同期型レプリケーション(EC)のコピー方向の反転は、以下の手順で実行します。

  1. リストア対象となるボリュームペアまたはレプリケーショングループがサスペンド状態となっていることを確認します。
    サスペンドの方法は、「4.3.2.2 サスペンドオプションを使った複製の作成」を参照してください。

  2. サイトビューから、対象となるボリュームペアまたはレプリケーショングループを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、[EC方向の反転]を選択して[EC方向の反転の確認]ダイアログを表示します。

  3. コピー方向反転の対象となるボリュームペアまたはレプリケーショングループが正しいことを確認します。
    [はい]ボタンを押すと、コピー方向が反転します。

  4. サイトビューから、反転されたボリュームペアまたはレプリケーショングループを右クリックし、同期型レプリケーションのコンテキストメニューを表示します。

  5. [ECの開始または再開]を選択して、同期を再開します。

4.4.2.2 筐体間同期型レプリケーション(REC)でのコピー方向の反転

筐体間同期型レプリケーション(REC)のコピー方向の反転は、以下の手順で実行します。

  1. リストア対象となるボリュームペアまたはレプリケーショングループがサスペンド状態となっていることを確認します。
    サスペンドの方法は、「4.3.2.2 サスペンドオプションを使った複製の作成」を参照してください。

  2. サイトビューから、対象となるレプリケーショングループまたはボリュームペアを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、[REC方向の反転]を選択して[REC方向の反転の確認]ダイアログを表示します。また、[同期処理反転]ダイアログは、詳細タブのタスクペインからも表示することができます。

  3. 内容を確認して[はい]ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。

  4. サイトビューから、反転されたボリュームペアまたはレプリケーショングループを右クリックし、筐体間同期型レプリケーションのコンテキストメニューを表示します。

  5. [RECの開始または再開]を選択して、同期を再開します。