AdvancedCopy ManagerがStorageサーバに接続されているデバイスを使用するためには、AdvancedCopy Managerでのデバイスの追加処理が必要です。
追加処理では、バックアップでの使用か、あるいはレプリケーションでの使用かによって、運用タイプを設定する必要があります。
このデバイスがバックアップで使用されるのであれば、バックアップポリシーを設定する必要があります。詳細は、「3.4.1 バックアップポリシーの設定」を参照してください。
このデバイスをレプリケーションで使用する場合は、レプリケーショングループまたはレプリケーションするボリューム間のペアを設定する必要があります。詳細は、「4.1.2 レプリケーショングループの作成」を参照してください。
以下の手順で、AdvancedCopy Managerにデバイスを追加してください。
Storageサーバに属するデバイスオブジェクトを選択し、右クリックしてコンテキストメニューから[デバイスの管理]を選択します。
Storageサーバのデバイス情報獲得には数分かかるため、以下の確認ダイアログが表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
デバイス情報が獲得されると、デバイスの管理ウィザードが表示されます。
AdvancedCopy Managerによって管理されていない新しいデバイスがあった場合は、[新しいデバイス]ウィザードページに表示されます。デバイスを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
テーブル内に表示されるデバイスの数を絞り込む必要がある場合は、[フィルタ]テキストボックスにフィルタ文字列を入力し、AdvancedCopy Managerによって管理されるデバイスを選択します。
AdvancedCopy Managerによって管理されるデバイスがStorageサーバに接続されていない場合は、[以前管理されていたデバイス]ウィザードページに表示されます。
AdvancedCopy Managerから削除したいデバイスを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
デバイス情報が変更されている場合は、[変更されたデバイス]ウィザードページに表示されます。デバイスの設定に変更がない場合は、なにも表示されません。
[完了]ボタンをクリックして、ウィザードを終了します。
ポイント
OSやETERNUSによっては、AdvancedCopy Managerで新しいデバイスを管理しようとすると、いくつかのETERNUSデバイスに対しても処理を実行するかを確認する場合があります。この場合、ウィザードを閉じる前に、そのデバイスの詳細と情報ダイアログが表示されます。
AdvancedCopy Managerで管理しているデバイスを削除する方法について説明します。
AdvancedCopy Managerからデバイスを削除する場合には、事前にバックアップまたはレプリケーションに使用されていない状態にする必要があります。
詳細は、「3.3.2 業務ボリュームの削除」、「3.3.3 バックアップボリュームの削除」、「4.1.4 レプリケーショングループの削除」を参照してください。
サイトビューのデバイスオブジェクトから1つ以上のデバイスを選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示します。
コンテキストメニューから[削除]を選択し、[デバイス削除の確認]ダイアログを表示します。
[はい]ボタンをクリックすると、選択されたデバイスを削除します。
オペレーションの確認またはキャンセルは、コンソールログに記録され、サイトビューが更新されます。