Storage管理サーバ、Storageサーバ上でデーモンを起動する必要があります。
通常、自動的に、起動しますが、何らかの理由で起動に失敗した場合や一度デーモンを停止した場合は、各サーバで以下のコマンドを使用してデーモンを起動してください。
# /opt/swstorage/bin/startacm |
注意
startacmコマンド実行前に環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。
デーモンの起動時には、作業ディレクトリとして /var/tmp ディレクトリを使用します。
デーモンの起動時にシステムログに以下のメッセージが出力される場合があります。以下のメッセージが出力された場合、デーモンを停止した後、デーモンを起動してください。
「Symfoware/RDB for AdvancedCopy Manager failed to start !!(version missing)」
Storage管理サーバまたはStorageサーバをクラスタ運用している場合、デーモンの起動はクラスタシステムから行います。起動方法についてはクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
注意
クラスタ運用している場合に、何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に起動するとき、起動する方法は以下のとおりです。
通信デーモンの場合
AdvancedCopy Managerの業務単位(Storageローカル業務を含む)に起動する必要があります。業務ごとに以下の手順を繰り返してください。
コマンドラインで、以下のコマンドを実行します。
# ps -elf | grep stgxfws |
この結果
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfws 論理ノード名 |
と表示されないことを確認します。表示されている場合、すでにデーモンは起動しています。
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
通信デーモンを起動します。
起動コマンドについては、「10.5.1 通信デーモンの起動と停止」を参照してください。
通信以外のデーモンの場合
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
以下を参照し、デーモンを起動します。
RMIデーモンの場合 : 「10.5.2 RMIデーモンの起動と停止」
RDBデーモンの場合 : 「10.5.3 RDBデーモンの起動と停止」
認証デーモンの場合 : 「10.5.4 認証デーモンの起動と停止」