ポリシー適用後の運用中(収集動作中)に、ポリシーを変更します。具体的には、以下のミドルウェアに対する情報収集ポリシーが作成・適用されている状態で、その収集動作を停止したり(off指定時)、起動したり(on指定時)することができます。
ポイント
業務の運用形態に合わせて収集動作を制御したい場合や、クラスタの運用形態に合わせて収集動作を制御したい場合に使用します。
【名前】
sqcMdPolicy - ポリシーの一時変更
【形式】
【Windows版】
<インストールディレクトリ>\bin\sqcMdPolicy.exe on|off -c Type [ -i instance-name ] |
【Solaris版】【Linux版】
注意
本コマンドを実行する際は、ス-パ・ユーザでログインしてください。
/opt/FJSVssqc/bin/sqcMdPolicy.sh on|off -c Type [ -i instance-name ] |
【機能説明】
ポリシーを一時的に変更します。-cオプションで管理対象を、-iオプションで、インスタンス名を指定します。
【オプション】
オプション | 意味 |
---|---|
on|off | 変更種別として、以下のいずれかを指定します。
|
-c Type | 以下のいずれかの管理対象を指定します。
|
[-i instance-name ] | -cで指定する管理対象に対するインスタンス名を指定します。本オプションを省略した場合は、管理対象の全インスタンスが対象になります。
注意 RDBシステム名に名前が無い場合は、-i @defaultを指定してください。
|
【終了ステータス】
正常終了 0
異常終了 >0
1 パラメタの指定方法が違います。
2 処理に必要なメモリを獲得できませんでした。
3 変更対象がありませんでした。
4 内部エラーが発生しました。
5 ファイルのアクセスでエラーが発生しました。
【使用例】
【Windows版】
C:\Program Files\DiskSpaceMonitor\bin>sqcMdPolicy on -c sym -i RDBSystem |
【Solaris版】【Linux版】
# cd /opt/FJSVssqc/bin/ # ./sqcMdPolicy.sh off -c ora -i orcl |