旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser のマネージャを導入している場合、現在の設定情報を退避して、本バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser のマネージャに引き継ぐことができます。
ここでは、旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser からの移行について説明します。
注意
移行作業の前に、「第3章 制限事項と注意事項」の内容を確認してください。
ETENRUS SF Storage Cruiser 14.2からは、障害監視機能のため、OS標準net-snmpパッケージに含まれるsnmptrapdを使用します。そのため、ServerView AlarmServiceと共存するために使用していたServerViewトラップ転送プログラムは、本製品としては不要になります。
ServerViewトラップ転送プログラムを必要とする製品がインストールされていなければ、ServerViewトラップ転送プログラムは不要なため、削除してください。
以下の製品はServerViewトラップ転送プログラムを必要としていますので、削除しないでください。
Systemwalker Centric Manager 全版数
ServerView Resource Coordinator VE V2.1.1~V2.1.3
以下の製品がインストールされている環境から、バージョン 14.1 以前の ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャをアンインストールすると、FJSVswstt がアンインストールされます。ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャをアンインストールした後、以下の製品のマニュアルを参照し、FJSVswstt を再インストールしてください。
ServerView Resource Coordinator VE 2.1.1~2.1.3
旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャの設定情報をバックアップします。
参照
作業方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「9.1.1.2.3 Linux 版マネージャのバックアップ」を参照してください。
旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャをアンインストールします。
参照
作業方法は、旧バージョンレベルの『ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド』の「9.2 [Linux版]マネージャのアンインストール」を参照してください。
必要に応じて、FJSVswstt を再インストールします。
参照
作業方法は、以下の製品のマニュアルを参照してください。
ServerView Resource Coordinator VE 2.1.1~2.1.3
ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャのインストールとセットアップを行います。
参照
作業方法は、「4.2 [Linux版]マネージャ」を参照してください。
手順 1 で作成したバックアップ(旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャの設定情報)をリストアします。
参照
作業方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「9.1.1.3.3 Linux 版マネージャのリストア」を参照してください。
ファイバチャネルスイッチのSNMP-MIB設定を行います。
以下の条件を満たす装置について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動前に、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「4.2.1.1 設定」に沿って、当該装置のSNMP-MIB設定を行ってください。
装置 | SNMP-MIB設定 |
---|---|
ETERNUS SN200 モデル340 | HA-MIB利用に関する設定がNoになっている場合。 |
ETERNUS SN200 モデル540 | HA-MIB利用に関する設定がNoになっている場合。 |
Brocade DCX | HA-MIB利用に関する設定がNoになっている場合。 |
Brocade DCX-4S | HA-MIB利用に関する設定がNoになっている場合。 |
性能管理の構成情報を更新します。
ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS4000(モデル80, 100を除く)、ETERNUS 8000 について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動後、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「7.2.11 構成情報の更新」に沿って、当該装置について構成情報を更新してください。
ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS2000、ETERNUS4000(モデル80, 100 を除く)、ETERNUS8000 について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動後、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「7.2.11 構成情報の更新」に沿って、当該装置について構成情報を更新してください。
iSCSI-CAまたはiSCSI-RAポートを搭載したETERNUS DX60/DX80、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS4000 モデル400, 600、およびETERNUS8000 モデル800, 1200, 2200について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動後、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「7.2.11 構成情報の更新」に沿って、当該装置について構成情報を更新してください。
以下の条件を満たす装置について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動後、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「7.2.11 構成情報の更新」に沿って、当該装置について構成情報を更新してください。
装置 | ファームウェア版数 |
---|---|
ETERNUS4000(モデル80, 100 を除く) | V11L40 以降 |
構成情報の更新は不要です。
旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャの設定情報をバックアップします。
参照
作業方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「9.1.1.2.4 Linux 版マネージャのバックアップ(クラスタ環境)」を参照してください。
旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャをアンインストールします。
参照
作業方法は、旧バージョンレベルの『ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド』の「付録A 運用管理サーバの高可用化」を参照してください。
必要に応じて、FJSVswstt を再インストールします。
参照
作業方法は、以下の製品のマニュアルを参照してください。
ServerView Resource Coordinator VE 2.1.1~2.1.3
ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャのインストールとセットアップを行います。
参照
作業方法は、「付録A 運用管理サーバの高可用化」を参照してください。
手順 1 で作成したバックアップ(旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser マネージャの設定情報)をリストアします。
参照
作業方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「9.1.1.3.4 Linux 版マネージャのリストア(クラスタ環境)」を参照してください。
ファイバチャネルスイッチのSNMP-MIB設定を行います。
以下の条件を満たす装置について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動前に、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「4.2.1.1 設定」に沿って、当該装置のSNMP-MIB設定を行ってください。
装置 | SNMP-MIB設定 |
---|---|
ETERNUS SN200 モデル340 | HA-MIB利用に関する設定がNoになっている場合。 |
ETERNUS SN200 モデル540 | HA-MIB利用に関する設定がNoになっている場合。 |
Brocade DCX | HA-MIB利用に関する設定がNoになっている場合。 |
Brocade DCX-4S | HA-MIB利用に関する設定がNoになっている場合。 |
性能管理の構成情報を更新します。
ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS4000(モデル80, 100を除く)、ETERNUS 8000 について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動後、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「7.2.11 構成情報の更新」に沿って、当該装置について構成情報を更新してください。
ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS2000、ETERNUS4000(モデル80, 100 を除く)、ETERNUS8000 について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動後、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「7.2.11 構成情報の更新」に沿って、当該装置について構成情報を更新してください。
iSCSI-CAまたはiSCSI-RAポートを搭載したETERNUS DX60/DX80、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS4000 モデル400, 600、およびETERNUS8000 モデル800, 1200, 2200について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動後、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「7.2.11 構成情報の更新」に沿って、当該装置について構成情報を更新してください。
以下の条件を満たす装置について性能管理機能を使用している場合は、マネージャ起動後、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「7.2.11 構成情報の更新」に沿って、当該装置について構成情報を更新してください。
装置 | ファームウェア版数 |
---|---|
ETERNUS4000(モデル80, 100 を除く) | V11L40 以降 |
構成情報の更新は不要です。