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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

7.20.1 ジョブ実行制御の環境変数設定ファイル

ファイル名

任意

使用用途

qsubコマンドの-env 環境変数設定ファイル名で呼び出し、ジョブに与える任意の環境変数を指定します。

格納場所

任意

ファイル形式

1つの環境変数格納ファイル内に複数のパターンの環境変数を定義できます。

1つのパターンの区切りとして、先頭行の先頭カラムから[JOBn]の形式で記述が必要です。nは、1~255の範囲の値を記述します。

記述ミスやメンテナンス性を高めるために、[JOB1]から開始して、昇順に記述することを推奨します。

環境変数の定義は、環境変数名の定義行と環境変数値の定義行の2行が1対の構成となります。

記述例を以下に示します。

[JOB1]
ENVNAME1=DATA1                  -+            -+
ENVVALUE1=/export/200401/data001-+2行で1対      |
ENVNAME2=DATA2                                    |1つめのパターン
ENVVALUE2=/export/200401/data002                -+
[JOB2]
ENVNAME1=DATA1
ENVVALUE1=/export/200402/data001
ENVNAME2=DATA2
ENVVALUE2=/export/200402/data002

パラメタ

[JOBn]

パターンの先頭行に必ず記述する必要があります。

ENVNAMEm=環境変数名

環境変数を設定したい環境変数名を指定します。

ENVVALUEm=環境変数値

ENVNAMEm で指定した環境変数に設定した環境変数値を指定します。

使用例

環境変数 DATA1 に、環境変数値として/export/200401/data001 を設定する場合、以下のように記述します。

ENVNAME1=DATA1
ENVVALUE1=/export/200401/data001