記述形式
qjalter [-sys サブシステム番号] -dp dispatch-priority job |
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
オプション
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
【Windows版】
ジョブから起動されるプログラムのスレッドの優先順位を0~4の整数で指定します。値が大きいほどスレッドの優先順位が高くなります。本オプションは、run状態、またはoph状態のジョブに使用することはできません。
【UNIX版】
ジョブから起動されるプロセスの実行優先度を-20~19の整数で指定します。実行優先度は実行時のCPU割当て順位を表し、19が最も低く、-20が最も高くなります。本オプションは、run状態、またはoph状態のジョブに使用することはできません。
ジョブのキュー内の優先順位を0~63の整数で指定します。優先順位は0が最も低く、63が最も高くなります。本オプションは、run状態、またはoph状態のジョブに使用することはできません。
オペランド
job
属性を変更するジョブを指定します。
ジョブは以下の形式で指定します。
job-name(jobno.hostname) |
job-nameは、ジョブ投入時に指定するジョブ名です。
jobnoは、ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号です。
hostnameは、ジョブを投入したホスト名です。hostnameが省略された場合、自ホスト名が指定されたものとみなします。
jobno.hostnameは、同一ジョブ名のジョブが複数個存在しない場合は、省略可能です。
ジョブ名にワイルドカードは指定できません。
ジョブを以下のように指定した場合は、正常となります。
job-name
job-name(jobno)
job-name(jobno.hostname)
jobno
jobno.hostname
以下のように指定した場合は、エラーとなります。
job-name(hostname)
job-name(.hostname)
(hostname)
hostname
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | コマンド処理が正常に終了しました。 |
0以外 | コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。 |
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/lib/mjes |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。