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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

6.1 コマンド一覧

マスタスケジュール管理機能で使用するコマンドには以下のものがあります。

stemenvset 環境構築コマンド

マスタスケジュール管理の環境を、構築・解除します。

stemManager スケジュール管理コマンド

日ごとスケジュール管理を実行・管理します。

stemSetPrjMaster プロジェクトマスタ設定コマンド

登録されているプロジェクトを日ごとスケジュール管理のマスタ定義として設定します。

stemSchDelete プロジェクト削除コマンド

プロジェクトをプロジェクト内の情報を含めて削除します。

stemCopyProject 運用変更事前設定コマンド

運用変更をするためのプロジェクトを作成します。(プロジェクトの複写)

stemMoveProject 運用変更リリース日変更コマンド

運用変更用に作成されたプロジェクトのリリース日を変更します。(プロジェクトの移動)

stemBackProject 運用変更取消コマンド

運用変更されたマスタ情報をリリース日前の状態に戻します。

jobschmsgeventex メッセージ事象発生コマンド

運用日を意識したメッセージ事象を発生させます。

stemprintnet 退避情報確認コマンド

退避したスケジュール情報を表示します

stemConfig マスタスケジュール管理環境設定コマンド【UNIX版】

クラスタ環境下で、管理サーバおよびスケジュールサーバのIPアドレスを変更します。

stemprint -f(-F)/-g(-G)コマンド

マスタスケジュール管理機能を有効にしている場合の、ジョブネットの履歴情報を出力します。

stemprint -n(-N)コマンド

マスタスケジュール管理機能を有効にしている場合の、ジョブネットの現在の状態を出力します。

stemschnet ジョブネット投入コマンド

すでに作成済みの運用日管理プロジェクトへマスタ情報からジョブネットを個別に投入(抽出・登録)します。

stemsetdbpath クラスタ用DBディレクトリ変更コマンド【Windows版】

マスタスケジュール管理のデータベースディレクトリを変更します。

stemregservice クラスタ用サービス登録コマンド【Windows版】

マスタスケジュール管理機能のクラスタ用サービスの登録/削除を行います。クラスタ環境構築において、マスタスケジュール管理機能を使用する場合に使用します。

ポイント

拡張ユーザ管理機能が有効な場合は、以下のコマンドを実行したOSユーザがシステム管理者かどうかでアクセス権の認証が変わります。

・実行したOSユーザがシステム管理者の場合は、Operation Managerの管理者の権限(すべてのプロジェクトに対して更新権あり)で実行されます。

・実行したOSユーザがプロジェクトの所有者の場合は、所有者となっているプロジェクトに対して更新権を持っているものとして実行されます。

・システム管理者でない場合、かつ、プロジェクトの所有者でない場合は、プロジェクトにアクセス権を持つすべてのOperation Managerユーザに対応するOSユーザの中に、コマンドを実行したOSユーザが含まれ、権限があれば、コマンドは実行されます。コマンドを実行したOSユーザが複数のOperation Managerユーザに対応づけられている場合、OSユーザは、対応づけられた複数のOperation Managerユーザのアクセス権の中で一番強い権限(更新権>登録権・操作権>参照権)を持ちます。なお、OSユーザに対応づけられたOperation Managerユーザに、登録権と操作権が設定されている場合、OSユーザは、両方の権限を持ちます。

Systemwalker認証リポジトリが有効な場合は、以下のコマンドを実行したOSユーザがシステム管理者かどうかでアクセス権の認証が変わります。

・実行したOSユーザがシステム管理者の場合は、Operation Managerの管理者の権限(すべてのプロジェクトに対して更新権あり)で実行されます。

・実行したOSユーザがプロジェクトの所有者の場合は、所有者となっているプロジェクトに対して更新権を持っているものとして実行されます。

・システム管理者でない場合、かつ、プロジェクトの所有者でない場合は、実行したOSユーザのプロジェクトに対するアクセス権(更新権・登録権・操作権・参照権)に従い、権限があれば、コマンドは実行されます。

  • jobschmsgeventexコマンド

  • stemprintコマンド