記述形式
mpadduser -o OSユーザ名 [-d 説明] [-a] username |
機能説明
Systemwalker Operation Manager上に、Operation Managerユーザを登録します。
オプション
-o OSユーザ名
Operation Managerユーザに割り当てるOSユーザを指定します。管理者を登録する場合は、システム管理者(スーパーユーザ)名を指定します。非管理者を登録する場合は、一般ユーザ名を指定します。-aオプションを指定して管理者を登録する場合、本オプションで一般ユーザ名を指定しても、登録できません。また、-aオプションを指定しない(非管理者を登録する)場合は、本オプションでシステム管理者(スーパーユーザ)名を指定しても、登録できません。
-d 説明
登録するOperation Managerユーザについての説明を記述します。省略可能です。
-a
Operation Managerユーザを管理者として登録する場合に指定します。管理者は、すべてのプロジェクトに対し、更新権を持ちます。管理者に割り当てられるOSユーザは、システム管理者(スーパーユーザ)となります。
本オプションの指定がない場合、一般ユーザとなります。
username
登録するOperation Managerユーザ名を20バイト以内で指定します。
rootという名前のOperation Managerユーザは、インストール時に作成されるため、指定できません。
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
参照
mpdeluser, mpmoduser, mpsetpasswd, mpusers
コマンド格納場所
Solaris | Systemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwseo/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(スーパーユーザ)の権限が必要です。
注意事項
拡張ユーザ管理機能が無効となっている場合は、登録したOperation Managerユーザは使用できません。
Operation Managerユーザ名として使用できる文字は、以下のとおりです。
カテゴリ | 文字 |
---|---|
英字 | A~Z |
数字 | 0~9 |
記号 | _ |
記述例
“swroot”という名前のOperation Managerユーザを管理者として登録します。
mpadduser -o root -d “Operation Manager Administrator” -a swroot |
“swuser”という名前のOperation Managerユーザを登録します。OS上のユーザ権限はuserとします。
mpadduser -o user swuser |
実行結果/出力形式
正常終了: | なし |
異常終了: | エラーが発生した旨のメッセージが表示されます。 |