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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

A.4.2 本製品の使用するマウントポイントとマウント制御について

ターゲットデータベース領域

ターゲットデータベースがファイルシステム上に配置されている場合、オフラインバックアップ機能、および、オフラインリストア機能において、以下の領域は、本製品の処理実行開始時に自動的にアンマウントされ、処理終了後に自動マウントされます。そのため、以下の領域には、専用のスライスとディレクトリを使用してください。

オフラインバックアップ情報の「マウントポイント」および「バックアップ元ボリューム」については、「7.5.8 オフラインバックアップ情報」を参照してください。

参照

ACMによるバックアップ・リストア時の、ボリュームのマウント・アンマウント制御については、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書」を参照してください。

バックアップ領域

以下の表にある「設定マウントポイント」は、環境設定情報に指定するマウントポイントです。
以下の表にある「作業用ディレクトリ」は、本製品の処理内で管理する内部ディレクトリです。
以下の表にある「設定マウントポイント」と「作業用ディレクトリ」に関して、本製品の機能実行時に、処理内で自動的に以下の処理が行われます。

そのため、以下の点に注意してください。

*1 「設定マウントポイント」に指定するパスの最後のディレクトリ名を「rmfobk」にしないでください。最後のディレクトリが「rmfobk」の場合、機能終了時に「rmfobk」ディレクトリとその配下の資源が削除されます。
*2 「設定マウントポイント」に指定するパスの最後のディレクトリ名を「rmfodisk」にしないでください。最後のディレクトリ名が「rmfodisk」の場合、機能終了時に「rmfodisk」ディレクトリとその配下の資源が削除されます。
*3 テキストエディタなどを使用して、環境設定ファイルを手動で作成した場合、「作業用ディレクトリ」は作成されず、「設定マウントポイント」がボリュームのマウントポイントとして直接使用されます。
*4 以下のすべての条件に当てはまる場合に使用する、ACM作業用ディレクトリです。

ACM作業用ディレクトリは、環境設定情報で設定する必要はありません。
本製品の機能実行時、必要な場合に自動的に「/」(ルートディレクトリ)配下に作成されます。

n : 1~バックアップ管理世代数までの数値です。
(例)バックアップ管理世代数が3世代の場合、以下のACM作業用ディレクトリは使用できません。