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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

12.1 実行ログファイルの種類

Recovery Manager for Oracleの機能を使用すると、実行ログファイルが作成されます。

実行ログファイルが出力されるディレクトリは、機能により異なります。

表12.1 実行ログファイルの出力先

機能

機能詳細

ログファイル出力先

オンライン運用環境設定

環境設定ファイルの新規作成
環境設定ファイルの編集
環境設定ファイルの削除
環境設定ファイルのチェック
パスワードの暗号化
環境設定の有効化
環境設定の無効化
リカバリ・カタログ・データベース作成
リカバリ・カタログ更新
リカバリ・カタログ・データベース削除
クラスタセットアップ
クラスタ運用環境の削除

installdir/log/env/confname/

オフライン運用環境設定

環境設定ファイルの新規作成
環境設定ファイルの編集
環境設定ファイルの削除
環境設定ファイルのチェック
パスワードの暗号化
環境設定の有効化
環境設定の無効化
クラスタセットアップ
クラスタ運用環境の削除

オンラインバックアップ機能

オンラインバックアップ
アーカイブログバックアップ
バックアップ済みアーカイブログ削除
オンラインバックアップ初期化
オンライン物理コピー状態通知
EC同期開始

installdir/log/backup/confname/

オフラインバックアップ機能

オフラインバックアップ
オフラインバックアップ初期化
オフライン物理コピー状態通知

リカバリー機能

DBチェック
リカバリー
リストア

installdir/log/recovery/confname/

カスタムリカバリー機能

データベースリカバリー
表領域リカバリー
一時表領域の再作成
REDOログ・メンバーの再作成

オフラインリストア機能

オフラインリストア

メンテナンス機能

リカバリ・カタログ・データベース・セットアップ

installdir/log/env/_catset/

installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名

以下のログファイルが作成されます。

ファイル名

ログの種類

説明  ()内は機能の実行方法

env1_YYYYMMDDHHMMSS.log

処理ログ
(環境設定・メンテナンス)

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • オンライン環境設定(コマンド)

  • オフライン環境設定(コマンド)

env2_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • リカバリ・カタログ・データベース作成(画面/コマンド)

  • リカバリ・カタログ更新(画面/コマンド)

  • リカバリ・カタログ・データベース削除(画面/コマンド)

env4_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • リカバリ・カタログ・データベース・セットアップ(コマンド)

bup1_YYYYMMDDHHMMSS.log

処理ログ
(バックアップ)

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • オンラインバックアップ(画面/コマンド)

bup2_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • バックアップ済みアーカイブログ削除(画面/コマンド)

bup3_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • オンラインバックアップ初期化(画面/コマンド)

  • オフラインバックアップ初期化(コマンド)

bup4_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • アーカイブログバックアップ(画面/コマンド)

bup5_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • オンライン物理コピー状態通知(コマンド)

  • オフライン物理コピー状態通知(コマンド)

bup6_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • オフラインバックアップ(コマンド)

bup7_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • EC同期開始(コマンド)

rec1_YYYYMMDDHHMMSS.log

処理ログ
(リカバリー)

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • リカバリー(画面/コマンド)

  • カスタムリカバリー(画面)

rec2_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • DBチェック(画面/コマンド)

rec3_YYYYMMDDHHMMSS.log

以下の機能で生成される処理実行ログです。

  • オフラインリストア(コマンド)

envf_YYYYMMDDHHMMSS.log

画面ログ
(環境設定・メンテナンス)

以下の機能で生成される画面ログです。

  • オンライン環境設定の機能全般(画面)

  • オフライン環境設定の機能全般(画面)

  • メンテナンス機能全般(画面)

bupf_YYYYMMDDHHMMSS.log

画面ログ
(バックアップ)

以下の機能で生成される画面ログです。

  • オンラインバックアップの機能全般(画面)

recf_YYYYMMDDHHMMSS.log

画面ログ
(リカバリー)

以下の機能で生成される画面ログです。

  • リカバリーの機能全般(画面)

  • カスタムリカバリーの機能全般(画面)

YYYYMMDDHHMMSS : 実行開始時刻(年月日時分秒)

注意

  • 画面から新規に運用環境の設定を行う場合など、環境設定名が認識できない場合は、以下のディレクトリにログファイルが出力されることがあります。

    installdir/log/functype/dbUnknown/

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    functype : 実行した機能のディレクトリ(“env”、“backup”または“recovery”)
    上記ディレクトリに出力された実行ログに関しては、本製品の各機能処理を実行すると、31日を経過したログファイルが削除されます。

  • 以下のディレクトリ内に出力された実行ログに関しては、本製品の各機能処理を実行すると、環境設定情報で指定した実行ログ保存期間を経過したログファイルが削除されます。

    installdir/log/env/confname/
    installdir/log/backup/confname/
    installdir/log/recovery/confname/

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名

  • 以下のディレクトリ内に出力された実行ログに関しては、本製品の各機能処理を実行すると、31日を経過したログファイルが削除されます。

    installdir/log/env/_catset/

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ

  • 以下の文字コードが異なる場合は、実行ログファイルの内容が文字化けすることがあります。

    • OSで使用している文字コード

    • rootユーザーの環境変数で指定されている文字コード

    • Oracleインストールユーザーの環境変数で指定されている文字コード

    • OracleインストールユーザーのNLS_LANGで指定されている文字コード