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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

4.1.3 バックアップ済みアーカイブログ削除

バックアップ済みアーカイブログ削除機能について説明します。

バックアップ済みアーカイブログ削除では、以下の処理が行われます。

  1. データベースファイルの正常性チェック

    以下のデータベースリソースが正常かどうかをチェックします。
    データベースに異常がある場合、バックアップ済みアーカイブログ削除を行わずに異常終了します。

    • インスタンス起動状態(すべてのインスタンスがOPEN状態である必要があります)

    • ログ・モード(アーカイブ・モードである必要があります)

    • 制御ファイル

    • オンラインREDOログ・ファイル

    • 表領域・データファイル

    • 一時表領域・一時ファイル

  2. バックアップ済みアーカイブログの削除

    オンラインバックアップやアーカイブログバックアップですでにバックアップされたアーカイブログを、アーカイブログ出力先から削除します。

ポイント

  • 運用環境設定で自動アーカイブログ削除の設定を有効にした場合は、オンラインバックアップやアーカイブログバックアップで不要なアーカイブログも同時に削除されるため、バックアップ済みアーカイブログ削除を行う必要はありません。

  • 自動アーカイブログ削除の設定を無効にした場合は、アーカイブログ出力領域が不足してデータベースが正常に稼動しないことがありますので、バックアップ済みアーカイブログ削除機能を使用して、定期的にアーカイブログを削除してください。

注意

本製品を使用してバックアップ運用を行っているデータベースに関しては、アーカイブログを手動で削除しないでください。アーカイブログを削除する場合は、必ず本製品のバックアップ済みアーカイブログ削除機能を使用して削除する必要があります。