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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.0 説明書

A.9 二次バックアップについて

Recovery Manager for Oracleでは、各種バックアップ機能を使用してディスク上に取得したバックアップ資源の再バックアップ(二次バックアップ)機能や、二次バックアップ資源の管理機能、および、二次バックアップからのリストア・リカバリー機能は提供していません。
二次バックアップを取得したい場合は、管理者が手動で行う必要があります。
以下に、二次バックアップに関するガイドラインを示します。


二次バックアップ対象ファイルについて

二次バックアップを行う場合は、以下の資源をバックアップしてください。


オンライン運用:シングルサーバ構成の場合
  • データファイルのバックアップ領域

    • バックアップ方法がRMANの場合:データファイルのRMANバックアップ領域

    • バックアップ方法がACMの場合:データファイルのACMバックアップ領域

      ポイント

      バックアップ方法がACMの場合、オンラインバックアップ処理内で、AdvancedCopy Managerのバックアップ管理簿も自動的にバックアップされます。

  • 制御ファイルのRMANバックアップ領域

  • アーカイブログのRMANバックアップ領域

  • リカバリ・カタログ・データベース格納領域

  • Recovery Manager for Oracleインストール先配下のすべてのファイル


オンライン運用:クラスタ構成の場合
  • RMfOディスク領域

  • データファイルのACMバックアップ領域(バックアップ方法にアドバンスト・コピー機能を使用する場合のみ)

    ポイント

    バックアップ方法がACMの場合、オンラインバックアップ処理内で、AdvancedCopy Managerのバックアップ管理簿も自動的にバックアップされます。


オフライン運用:シングルサーバ構成の場合
  • オフラインバックアップ領域

  • Recovery Manager for Oracleインストール先配下のすべてのファイル


オフライン運用:クラスタ構成の場合
  • RMfOディスク領域

  • オフラインバックアップ領域


注意

  • ターゲットデータベースサーバ以外のサーバからファイルシステムイメージのバックアップを採取する場合は、バックアップ完了後、必ずバックアップ対象領域をアンマウントしてください。二重マウントされた場合は、ファイルシステムを破壊してしまいます。

  • ターゲットデータベースサーバ以外のサーバからテープバックアップを採取する場合は、RAWイメージでのバックアップを推奨します。