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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.0 説明書

3.5.13 リカバリ・カタログ・データベース情報

リカバリ・カタログ・データベース情報入力画面で設定する「リカバリ・カタログ・データベース情報」について説明します。

「リカバリ・カタログ・データベース情報」には、リカバリ・カタログ・データベースに関する情報を設定します。

「リカバリ・カタログ・データベース情報」に設定する項目について、以下に示します。

項目名

項目値

データベース名(ORACLE_SID)

リカバリ・カタログ・データベースのデータベース名を指定してください。(※1)
設定可能な文字は半角英数字で、開始文字は英字である必要があります。
最大長は8文字です。

ORACLE_HOME

リカバリ・カタログ・データベースのORACLE_HOMEを絶対パスで指定してください。
ターゲットデータベースのORACLE_HOMEと同一の場合、指定する必要はありません。
指定可能な文字は、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「\」、「'」および空白を除く、半角文字です。
最大長は256文字です。
“/”からはじまる値を指定してください。
パスの最後に「/」を入れないでください。
パスの中に「//」を含まないでください。

リスナー名

リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナー名を指定してください。(※2)
指定可能な文字は、半角英数字および「_(アンダーバー)」です。
最大長は、64文字です。
英字からはじまる値を指定してください。

ポート番号

リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナーが使用するポート番号を指定してください。(※3)
指定できる値は、1024~65535です。

格納先ボリューム

リカバリ・カタログ・データベースを格納する、未使用の物理ディスクのボリュームを指定してください。
RMfOディスクを使用している場合は、格納先がRMfOディスク内に自動的に割り当てられるため、設定する必要はなく、設定値の変更もできません。
指定可能な文字は、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「\」、「'」および空白を除く、半角文字です。
最大長は256文字です。
“/dev/”からはじまる値を指定してください。

格納先マウントポイント

リカバリ・カタログ・データベース作成用にディレクトリを作成して、作成したディレクトリを絶対パスで指定してください。
RMfOディスクを使用している場合は、格納先がRMfOディスク内に自動的に割り当てられるため、設定する必要はなく、設定値の変更もできません。
指定可能な文字は、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「\」、「'」および空白を除く、半角文字です。
最大長は256文字です。
“/”からはじまる値を指定してください。
パスの最後に「/」を入れないでください。
パスの中に「//」を含まないでください。

(※1) リカバリ・カタログ・データベースは Recovery Manager for Oracleが環境設定時に作成します。未使用のデータベース名を指定してください。
(※2) リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナーは、Recovery Manager for Oracleが環境設定時に作成します。未使用のリスナー名を指定してください。
(※3) リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナー用のポート番号は、Recovery Manager for Oracleが環境設定時に割り当てます。未使用のポート番号を指定してください。

注意

  • ORACLE_HOME以外は、必ずすべての項目に値を設定してください。

  • 「格納先マウントポイント」に指定するディレクトリには、専用のディレクトリを指定してください。指定したディレクトリには、本製品内で作成するファイル以外、何も格納しないでください。

ポイント

「ORACLE_HOME」および「格納先マウントポイント」を設定する場合は、「参照」ボタンをクリックし、ディレクトリを選択することもできます。
「参照」ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

「ORACLE_HOME」または「格納先マウントポイント」のパスが「ファイル名を入力:」域に正しく表示されていることを確認し、「了解」ボタンをクリックしてください。