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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.0 説明書

3.3.2 環境設定ファイルの新規作成

オンライン環境設定メインメニュー画面から、オンライン運用の環境設定ファイルを作成する手順を説明します。

注意

環境設定ファイルを作成する前に、「3.2 オンライン運用環境設定の前に」を参照して、必要な準備作業がすべて完了していることを確認してください。

ポイント

  • クラスタ構成の場合は、プライマリノードで実行してください。

  • クラスタ構成の場合、環境設定ファイルの作成は、プライマリノードでのみ行います。他のクラスタノードでは、クラスタセットアップを行います。クラスタセットアップについては、「3.3.8 クラスタセットアップ」を参照してください。

  1. オンライン環境設定メインメニュー画面を起動します

    3.3.1 オンライン環境設定メインメニュー画面の起動」を参照して、オンライン環境設定メインメニュー画面を起動します。

  2. 環境設定ファイルの作成を開始します

    「新規作成」ラジオボタンが選択されていることを確認して、「処理開始」ボタンをクリックします。

    ポイント

    「環境設定ファイル」メニューから、「新規作成」を選択して、環境設定ファイルの作成を開始することもできます。

  3. 基本情報を設定します

    基本情報入力画面が表示されたら、運用環境の基本情報を設定します。
    基本情報入力画面で入力する情報は以下のとおりです。

    • 環境設定名

    • データベース情報

    • SYSパスワード

    • バックアップ基本情報

    入力する情報の詳細については、「3.5 オンライン運用環境設定情報」を参照してください。
    すべての情報を入力したら、「次へ」ボタンをクリックして次へ進んでください。
    次へ進む際、入力値に誤りがある場合はエラーメッセージが表示されますので、入力値を修正後、再度「次へ」ボタンをクリックしてください。

    図3.12 基本情報入力画面

  4. 詳細情報を設定します

    詳細情報入力画面が表示されたら、詳細情報を入力します。
    詳細情報入力画面で入力する情報は以下のとおりです。

    • システム情報

    • クラスタ情報

    入力する情報は、基本情報入力画面で設定した「データベース運用形態」により異なります。
    入力する情報の詳細については、「3.5 オンライン運用環境設定情報」を参照してください。
    すべての情報を入力したら、「次へ」ボタンをクリックして次へ進んでください。
    次へ進む際、入力値に誤りがある場合はエラーメッセージが表示されますので、入力値を修正後、再度「次へ」ボタンをクリックしてください。

    図3.13 詳細情報入力画面

  5. RMfOディスク情報を設定します(クラスタ構成のみ)

    クラスタ構成の場合のみ、RMfOディスク情報入力画面が表示されますので、RMfOディスク情報を入力してください。
    シングルサーバ構成の場合、この画面は表示されません。
    入力する情報の詳細については、「3.5 オンライン運用環境設定情報」を参照してください。
    すべての情報を入力したら、「次へ」ボタンをクリックして次へ進んでください。
    次へ進む際、入力値に誤りがある場合はエラーメッセージが表示されますので、入力値を修正後、再度「次へ」ボタンをクリックしてください。

    図3.14 RMfOディスク情報入力画面

  6. RMANバックアップ情報を設定します(シングルサーバ構成のみ)

    シングルサーバ構成の場合のみ、RMANバックアップ情報入力画面が表示されますので、RMANバックアップ情報を入力してください。
    クラスタ構成の場合、自動的にRMfOディスク内にRMANバックアップ先が割り当てられるため、この画面は表示されません。
    RMANバックアップ情報入力画面で入力する情報は以下のとおりです。

    • データファイルバックアップ先

    • 制御ファイルバックアップ先

    • アーカイブログバックアップ先

    入力する情報は、基本情報入力画面で設定した「データファイルバックアップ方法」により異なります。
    入力する情報の詳細については、「3.5 オンライン運用環境設定情報」を参照してください。
    すべての情報を入力したら、「次へ」ボタンをクリックして次へ進んでください。
    次へ進む際、入力値に誤りがある場合はエラーメッセージが表示されますので、入力値を修正後、再度「次へ」ボタンをクリックしてください。

    図3.15 RMANバックアップ情報入力画面

  7. ACMバックアップ情報を設定します(アドバンスト・コピー機能使用時のみ)

    バックアップ方法にアドバンスト・コピー機能を使用したコピー方法を選択した場合のみ、ACMバックアップ情報入力画面が表示されますので、ACMバックアップ情報を入力してください。
    バックアップ方法としてRMANを選択した場合は、画面が表示されませんので、次へ進んでください。
    入力する情報については、「3.5 オンライン運用環境設定情報」を参照してください。
    すべての情報を入力したら、「次へ」ボタンをクリックして次へ進んでください。
    次へ進む際、入力値に誤りがある場合はエラーメッセージが表示されますので、入力値を修正後、再度「次へ」ボタンをクリックしてください。

    図3.16 ACMバックアップ情報入力画面

  8. PRIMECLUSTER情報を設定します(クラスタ構成のみ)

    クラスタ構成の場合のみ、PRIMECLUSTER情報入力画面が表示されますので、PRIMECLUSTER情報を入力してください。入力する情報は、HA構成の場合とRAC構成の場合で異なります。
    シングルサーバ構成の場合、この画面は表示されません。
    入力する情報については、「3.5 オンライン運用環境設定情報」を参照してください。
    すべての情報を入力したら、「次へ」ボタンをクリックして次へ進んでください。
    次へ進む際、入力値に誤りがある場合はエラーメッセージが表示されますので、入力値を修正後、再度「次へ」ボタンをクリックしてください。

    図3.17 PRIMECLUSTER情報入力画面

  9. 設定内容を確認します

    設定した環境設定情報の確認画面が表示されますので、設定内容を確認してください。
    設定内容によっては、環境設定情報が複数画面に分かれて表示されますので、「次へ」ボタンをクリックして、すべての設定内容を確認してください。
    設定内容が正しければ、最後の確認画面で、「作成」ボタンをクリックしてください。

    図3.18 環境設定情報確認画面

    ポイント

    クラスタ構成の場合、後でクラスタセットアップを行う時に、この環境設定情報確認画面で表示されるRMfOディスクのプライマリディスク情報が必要になりますので、画面に表示された情報を控えておいてください。

  10. 環境設定ファイルを作成します

    以下のメッセージが表示されたら、「了解」ボタンをクリックしてください。環境設定ファイルが作成されます。

  11. 処理結果を確認します

    環境設定ファイルの作成が完了すると、以下の処理終了メッセージが表示されますので、「了解」ボタンをクリックしてください。処理終了メッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。
    実行ログを参照して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第11章 実行ログ」を参照してください。

  12. リカバリ・カタログ・データベースを作成します

    環境設定ファイルの作成が完了すると、リカバリ・カタログ・データベース情報入力画面が表示されます。
    引き続きリカバリ・カタログ・データベースを作成する場合は、リカバリ・カタログ・データベース情報を入力し、リカバリ・カタログ・データベースを作成してください。
    リカバリ・カタログ・データベースの作成については、「3.3.5 リカバリ・カタログ・データベースの作成」を参照してください。