Recovery Manager for Oracleを使用する際のハードウェア条件について説明します。
必須条件
Recovery Manager for Oracleを使用する場合は、以下のハードウェアが必要です。
Recovery Manager for Oracleは、Oracle Databaseをインストールしたデータベースサーバにインストールし、運用します。
Oracleデータベースサーバは、「SPARC Enterprise」シリーズ、または、「PRIMEPOWER」シリーズで、前提条件となっているハードウェア、および、ソフトウェアが動作可能なものである必要があります。
本製品のプログラムを動作させるためには、以下のメモリ容量が必要です。
メモリ容量 | 備考 |
300 MB 以上 | 本製品のプログラムが使用するメモリ容量 |
また、本製品のプログラム動作用メモリ以外に、以下のメモリ容量が必要です。
メモリ容量 | 備考 |
(X MB+700 MB) × n | Oracle Databaseの動作に必要なメモリ容量 |
X:1つのターゲットデータベースの動作に必要なメモリ容量
n:バックアップ管理を行うデータベース数
注意
本製品は、Oracleデータベースが稼動している環境で動作するため、Oracleデータベースの動作要件を満たしている必要があります。
参照
Oracleデータベースの動作要件については、「Oracle Database インストレーション・ガイド」を参照してください。
RockRidge拡張形式に対応したISO9660形式のCD-ROMを読み取るための、CD-ROMデバイスが必要です。
アドバンスト・コピーを行う場合の条件
アドバンスト・コピー機能を使用して、高速バックアップ・リカバリーを行う場合は、以下のディスクアレイ装置が必要です。
ハードウェア | 条件 |
ディスクアレイ装置 | アドバンスト・コピー機能が使用可能なETERNUSシリーズ |
注意
ETERNUSのMPHDドライバには対応していません。
その他の条件
以下の場合、ディスクアレイ装置が必要です。
HA構成またはRAC構成の場合
各種資源を共有ディスク上に配置する場合
必要なディスクアレイ装置は、以下のとおりです。
ハードウェア | 条件 |
ディスクアレイ装置 | ETERNUSシリーズ |
注意
ETERNUSのMPHDドライバには対応していません。