オフラインバックアップ機能は、オフラインバックアップ・リストア運用(オフライン運用)で使用できる機能です。
オフラインバックアップ機能では、以下の操作ができます。
各機能の詳細については、「第8章 オフラインバックアップ」を参照してください。
Oracleデータベースおよびすべてのインスタンスを停止し、整合性の取れた状態で、データベース全体のバックアップを取得します。
1世代分のバックアップ資源を管理することができます。
バックアップ方法として、以下の2通りの方法があります。
標準(OSコピー)
Operating Systemのファイル変換・コピーコマンドを使用して、スライス単位でバックアップを取得します。
アドバンスト・コピー連携(AdvancedCopy Manager連携)
富士通ストレージシステム ETERNUSのアドバンスト・コピー機能を使用して、スライス単位で高速バックアップを取得します。
アドバンスト・コピー連携を行う場合は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerが必要となります。
レプリケーション運用のOne Point Copy(OPC)機能のみ使用可能です。
オフライン運用でのバックアップ履歴を削除します。
バックアップ方法にアドバンスト・コピー機能を使用する場合、オフラインバックアップが完了しても、バックグラウンドでは、アドバンスト・コピー機能の物理コピーが行われています。オフライン物理コピー状態通知機能では、オフラインバックアップ後の物理コピー状況が確認できます。また、物理コピーの完了待ちを行うこともできます。
注意
アドバンスト・コピー機能を使用する場合は、「A.8 アドバンスト・コピー機能使用時の注意事項」を参照してください。
参照
アドバンスト・コピー機能については、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書」を参照してください。