オンラインバックアップ機能は、オンラインバックアップ・リカバリー運用(オンライン運用)で使用できる機能です。
オンラインバックアップ機能では、以下の操作ができます。
各機能の詳細については、「第4章 オンラインバックアップ」を参照してください。
Oracleデータベースを稼動させた状態で、データベース全体のバックアップを取得します。
1~3世代分のバックアップ資源を管理することができます。
バックアップ方法として、以下の2通りの方法があります。
標準(RMAN)
Oracle Recovery Manager(RMAN)を使用してバックアップを取得します。
アドバンスト・コピー連携(AdvancedCopy Manager連携)
富士通ストレージシステム ETERNUSのアドバンスト・コピー機能を使用して、スライス単位で高速バックアップを取得します。
アドバンスト・コピー連携を行う場合は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerが必要となります。
バックアップ運用のOne Point Copy(OPC)機能、Equivalent Copy(EC)機能、および、Quick One Point Copy(QuickOPC)機能が使用可能です。
前回オンラインバックアップを取得した時点以降のバックアップされていないアーカイブログを、RMANでバックアップします。
オンラインバックアップとアーカイブログバックアップでバックアップされたアーカイブログを削除します。
オンライン運用でのバックアップ履歴とバックアップファイルをすべて削除します。
バックアップ方法にアドバンスト・コピー機能を使用する場合、オンラインバックアップが完了しても、バックグラウンドでは、アドバンスト・コピー機能の物理コピーが行われています。オンライン物理コピー状態通知機能では、オンラインバックアップ後の物理コピー状況が確認できます。また、物理コピーの完了待ちを行うこともできます。
バックアップ方法にアドバンスト・コピー機能のEquivalent Copy(EC)を使用する場合、次にバックアップするボリュームのEC同期開始処理を行います。ECを使用する場合は、オンラインバックアップを行う前に必ずEC同期開始を行う必要があります。
注意
アドバンスト・コピー機能を使用する場合は、「A.8 アドバンスト・コピー機能使用時の注意事項」を参照してください。
参照
アドバンスト・コピー機能については、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書」を参照してください。