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SystemwalkerRunbook Automation V14g BPM Studio利用ガイド

13.3.1 シミュレーション結果の作成

シミュレーションプロパティの定義が完了したら、シミュレーションを実行することができます。

シミュレーション結果を作成するには、以下のどちらかの手順に従います。

実行の際、初めにシナリオが検証されます。たとえば、有効なプロセス定義をインポートしているか、すべての単位が指定されているかなどを確認します。エラーが発生した場合、シナリオエディタに戻り、エラーを修正してからシミュレーション処理に進みます。

エラーがない場合、シミュレーション結果は自動的にシナリオファイル(.ssr)に追加され、使用中のプロジェクトの[Simulation]フォルダに格納されます。シナリオエディタには、シミュレーション用に選んだプロセス定義が表示されます。シナリオエディタの下にシミュレーションコントローラが表示されます。

図13.10 シミュレーションコントローラの表示

注意

シナリオ内のプロセス定義にエラーがある場合、それらは[BPM問題]ビューに表示されます。エラー詳細には、エラーについての説明、エラーが発生したシナリオ名、エラーが発生した場所が含まれます。それらの詳細はそれぞれ[BPM問題]の[記述]カラム、[リソース]カラム、[ロケーション]カラムに表示されています。[ロケーション]カラムには、エラーがあるプロセス定義と実際にエラーがあるノードが表示されます。プロセス定義とノードはスラッシュ(/)で区切られています。

図13.11 [BPM問題]ビューに表示されるエラー

シミュレーションコントローラは、シミュレーション実行の開始、停止、一時停止、シミュレーションの実行速度の制御、およびシミュレーションレポートの生成のために使います。

シミュレーションコントローラには以下の部分があります。

注意

シミュレーションレポートの表示ボタンは、サブプロセス定義またはチェインプロセス定義のシミュレーションコントローラでは表示されません。

シミュレーションシナリオの実行の詳細については、「13.3.2 シミュレーションコントローラの使用」を参照してください。