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SystemwalkerRunbook Automation V14g BPM Studio利用ガイド

12.11.4 Triggerノードの使用

Triggerノードは、プロセス内の、外部イベントドリブンのステップを表します。各Triggerノードは、外部システムからデータ(XMLファイルなど)が送られてきた際に実行すべき定義済みトリガを含みます。データを受信すると、トリガはその定義に従って、データをユーザ定義属性(UDA)に移動します。そして、トリガがアクティビティを選択し、プロセスの実行は次のノードに進みます。

このノードは、人の操作が不要なノードです。つまり、Triggerノードが活性化しても、ワークアイテムは生成されません。このノードは、ノードに定義されたトリガによってのみ完了できます。

プロセス定義は、Triggerノードをいくつでも持つことができます。Triggerノードには、1つ以上の内向き矢印と、ただ1つの外向き矢印があります。

Triggerノードごとに、1つ以上の選択トリガを定義する必要があります。必要であれば、開始アクション、終了アクション、タイマーを使用できます。

Triggerノードは、ユーザ、ロール、エージェントに割り当てることはできません。また、ロールアクションやフォームには対応していません。

Triggerノードを定義するには、以下の手順に従います。

  1. トリガに必要なユーザ定義属性(UDA)をプロセス定義に追加します。

  2. パレットからTriggerノードをドラッグして、プロセス定義エディタにドロップします。

  3. [プロパティー]ビューを表示するために、Triggerノードを選択します。

  4. [プロパティー]ビューで[トリガ]タブを選択し、[追加]をクリックします。

    デフォルト名で新しいトリガが追加されます。

  5. 12.11.2 プロセス起案トリガの定義」で説明している手順に従います。