Triggerノードは、プロセス内の、外部イベントドリブンのステップを表します。各Triggerノードは、外部システムからデータ(XMLファイルなど)が送られてきた際に実行すべき定義済みトリガを含みます。データを受信すると、トリガはその定義に従って、データをユーザ定義属性(UDA)に移動します。そして、トリガがアクティビティを選択し、プロセスの実行は次のノードに進みます。
このノードは、人の操作が不要なノードです。つまり、Triggerノードが活性化しても、ワークアイテムは生成されません。このノードは、ノードに定義されたトリガによってのみ完了できます。
プロセス定義は、Triggerノードをいくつでも持つことができます。Triggerノードには、1つ以上の内向き矢印と、ただ1つの外向き矢印があります。
Triggerノードごとに、1つ以上の選択トリガを定義する必要があります。必要であれば、開始アクション、終了アクション、タイマーを使用できます。
Triggerノードは、ユーザ、ロール、エージェントに割り当てることはできません。また、ロールアクションやフォームには対応していません。
Triggerノードを定義するには、以下の手順に従います。
トリガに必要なユーザ定義属性(UDA)をプロセス定義に追加します。
パレットからTriggerノードをドラッグして、プロセス定義エディタにドロップします。
[プロパティー]ビューを表示するために、Triggerノードを選択します。
[プロパティー]ビューで[トリガ]タブを選択し、[追加]をクリックします。
デフォルト名で新しいトリガが追加されます。
「12.11.2 プロセス起案トリガの定義」で説明している手順に従います。