「プロセス起案者の取得」Java Actionを使用して、プロセスインスタンスを開始したユーザの名前をUDAに格納することができます。
前提条件は以下です。
プロセス定義に、プロセスの起案者名を格納できるUDAがある。
プロセスの起案者名をUDAに格納する方法について説明します。
[プロパティー]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。
[アクションセット]タブを選択します。Java Actionを追加する場所を選択し、[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。
[サーバアクション]を展開し、[プロセス起案者の取得]をダブルクリックします。
[プロセス起案者の取得]ダイアログで、Java Actionのアクション名とノートを入力します。
[ターゲットUDA]で、起案者名を格納するUDAを選択します。
図12.18 起案者名のUDAへの格納
[OK]をクリックします。
注意
補償アクションを使用してこのアクションを補償する必要はありません。このアクションによって実行された変更は、Interstage BPM内に限定されており、プロセスインスタンスがエラー状態になった後ロールバックされるからです。補償アクションの詳細については、「12.1.7 Java Actionのエラー処理」を参照してください。