Interstage BPM サーバとの情報のやり取りをするために、Java Action内のJavaScriptの機能を使用することもできます。「スクリプトの評価」Java Actionでは、アクションセット内でほかのJava ActionとJavaScriptを結合し、ほかのJavaScriptと関連付けてJavaScriptの実行順序の制御ができます。また、アクションセット内でこれらの一連のJava Actionを使用して、複数のJavaScriptを任意の順序で評価できます。
ここでは、Java Actionの割当て方法について説明します。JavaScriptの記述方法については、「付録A JavaScript関数」を参照してください。
JavaScriptを評価する方法について説明します。
[プロパティー]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。
[アクションセット]タブを選択します。Java Actionを追加する場所を選択し、[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。
[サーバアクション]を展開し、[スクリプトの評価]をダブルクリックします。
テキスト入力領域にJavaScriptを入力します。
図12.16 JavaScriptの評価
[詳細]タブで、Java Actionのアクション名とノートを入力します。
[OK]をクリックします。
注意
補償アクションを使用してこのアクションを補償する必要はありません。このアクションによって実行された変更は、Interstage BPM内に限定されており、プロセスインスタンスがエラー状態になった後ロールバックされるからです。補償アクションの詳細については、「12.1.7 Java Actionのエラー処理」を参照してください。