サービスの利用申請およびサービスの解約の際に、Systemwalker Software Configuration Managerからエラーが通知された場合は、異常が発生したことを示す以下のメールがサービス管理者に届きます。
サービス未公開
システムインスタンス削除エラー
システムインスタンス未削除
システムインスタンス作成タイムアウト
以下に、それぞれのメールを受信した場合のサービス管理者の対処について説明します。
サービス未公開のメールを受信した場合の対処
サービス未公開のメールは、サービスの利用申請の際に、Systemwalker Software Configuration Managerでエラーが発生したため、配備に失敗したことを通知します。
以下に、通知されるサービス未公開のメールの例を示します。
○○○さん システムインスタンス作成でエラーが発生したため、以下のサービスが公開されていません。 サービス利用名: CfmgMediator2(3) 利用組織ID: 900112c9 このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。このメールに返信しないでください。
本メールを受信した場合、サービス管理者は、以下の手順で対処してください。
Systemwalker Software Configuration Managerのシステム運用管理者に対して、稼動状況に問題がないかを確認します。
Systemwalker Service Catalog Managerのサービスポータルにログインし、[課金基礎情報]ページを表示します。[課金基礎情報]ページには、組織IDと代表メールアドレスが表示されます。本メールに記載されている利用組織IDに対応する代表メールアドレスあてに、サービスの利用申請を再度行うように依頼します。
システムインスタンス削除エラーのメールを受信した場合の対処
システムインスタンス削除エラーのメールは、サービスの解約の際に、Systemwalker Software Configuration Managerでエラーが発生したため、返却に失敗したことを通知します。
以下に、通知されるシステムインスタンス削除エラーのメールの例を示します。
○○○さん サービスの解約においてシステムインスタンスの削除エラーが発生しました。 サービス利用名: CfmgMediator2 利用組織ID: 900112c9 システムID: 900112c9-ZF9710HRC このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。このメールに返信しないでください。
本メールを受信した場合、サービス管理者は、以下の手順で対処してください。
Systemwalker Software Configuration Managerのシステム運用管理者に対して、本メールに記載されているシステムIDの返却に失敗したことを連絡します。
返却は、Systemwalker Software Configuration Managerの管理者ビューを利用して行います。
詳細は、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g 運用ガイド”の“第5章 管理者ビュー”を参照してください。
システムインスタンス未削除のメールを受信した場合の対処
システムインスタンス未削除のメールは、サービスの解約の際に、Systemwalker Software Configuration Managerでの返却処理が、一定期間(約24~30時間)経過しても完了しなかったことを通知します。
以下に、通知されるシステムインスタンス未削除のメールの例を示します。
○○○さん 解約済みのシステムインスタンスが削除されていません。 サービス利用名: 1275274211238 利用組織ID: 900112c9 システムID: 900112c9-EUN6MNKCJ このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。このメールに返信しないでください。
本メールを受信した場合、サービス管理者は、以下の手順で対処してください。
Systemwalker Software Configuration Managerのシステム運用管理者に対して、本メールに記載されているシステムIDの返却に失敗したことを連絡します。
返却は、Systemwalker Software Configuration Managerの管理者ビューを利用して行います。
詳細は、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g 運用ガイド”の“第5章 管理者ビュー”を参照してください。
システムインスタンス作成タイムアウトのメールを受信した場合の対処
システムインスタンス作成タイムアウトのメールは、サービスの利用申請の際に、Systemwalker Software Configuration Managerの配備中にタイムアウトが発生したことを通知します。
以下に、通知されるシステムインスタンス作成タイムアウトのメールの例を示します。
○○○さん システムインスタンス作成がタイムアウトしました。 サービス利用名: CfmgMediator2(3) 利用組織ID : acd2bf0f 申請日時 : 2010/06/22 18:30:52 このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。このメールに返信しないでください。
本メールを受信した場合、サービス管理者は、以下の手順で対処してください。
アクセスログを参照し、本メールの利用組織IDおよび申請日時をもとに、対象のシステムIDを特定してください。
利用組織ID、システムIDは、アクセスログではorgId、vsysIdと出力されます。
アクセスログの格納場所:
<サービスカタログ管理のインストールフォルダ>\CT-MG\logs\access.log
アクセスログの例:
06/22/2010_18:30:53.825 FSP_INTS-ADM_UE: INFO: 0001: ThreadID httpWorkerThread-28090-14: CfmgMediator: Instance deploying. userId:user1, orgId:acd2bf0f, templateId:template001, vsysId:acd2bf0f-WC6MFWN18
Systemwalker Software Configuration Managerのシステム運用管理者に対して、1.で特定したシステムIDの配備中にタイムアウトが発生したため、返却を行う必要があること連絡します。
返却は、Systemwalker Software Configuration Managerの管理者ビューを利用して行います。
詳細は、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g 運用ガイド”の“第5章 管理者ビュー”を参照してください。