Systemwalker Service Catalog Managerをインストールするサーバ
Systemwalker Service Catalog Managerをインストールするサーバには、以下の2種類があります。
管理サーバ
サービス仕様を一元管理するサーバです。管理サーバ上でサービス仕様の作成や公開を行います。また、管理対象サーバにサービス仕様で設定した仮想イメージを自動配備します。
管理対象サーバ
プライベートクラウド上で動作するサーバです。Systemwalker Service Catalog Managerに同梱されているSystemwalker Service Quality CoordinatorのAgentが配備されます。Agentを利用してサービスの利用状況として集めた課金基礎情報を管理サーバに通知します。
Systemwalker Service Catalog Managerのソフトウェア構成
Systemwalker Service Catalog Managerは、以下のソフトウェアより構成されます。
機能 | 説明 |
---|---|
サービスカタログ管理 | サービスカタログを管理します。 |
Systemwalker Service Quality Coordinator | ICTシステムの利用状況やリソース(CPU、メモリなど)の情報を収集して、リアルタイムに可視化します。 |
Interstage Interaction Manager | ポータル機能を使用して、1つのポータル画面から、サービスカタログ管理やICTシステムの利用状況の画面を表示します。 |
Interstage Application Server Enterprise Edition | サービスカタログ管理の実行環境(JavaEEコンテナ、JDK5)として使用します。 |
Symfoware Server Enterprise Edition | Interstage Interaction Managerのポータル機能の管理情報を格納するデータベースです。 |
Interstage Business Process Manager Analytics | Systemwalker Service Quality Coordinatorのダッシュボード機能を使用する場合にインストールします。ダッシュボード機能については、“付録A ダッシュボード機能について”を参照してください。 |
Configuration Management DataBase | Systemwalker Service Quality Coordinatorのダッシュボード機能を使用する場合にインストールします。 |
以下に各ソフトウェアの構成を示します。
図1.1 ソフトウェアの構成