Linkexpress Transactional Replication option説明書 |
目次
索引
![]() |
グローバルサーバ上のAIMの一機能です。アプリケーション間のメッセージ保証型の非同期通信を実現する機能です。システム間の通信にはジャーナルトランスファーを使用しています。
Asynchronous CoMmunicationの略。
メッセージ保証機能を実現するためのファイルをCKPT(ChecKPoinT)ファイルと呼びます。CKPTファイルには、送信メッセージの制御情報と送信処理中のメッセージを格納します。
グローバルサーバ上のデータを他のシステムに流通させるためのソフトウェアです。
グローバルサーバ上で応用プログラムを作成することなく更新差分データをDBに反映する逐次差分反映を行うソフトウェアです。DB-EXPRESSの抽出定義をグローバルサーバのTJNLのジャーナル定義および項目補助定義に変換することもできます。
INTABLE定義文とOUTTABLE定義文の組合せで定義される入力処理から出力処理の一連の処理をDBサービスと呼びます。INTABLE定義文とOUTTABLE定義文は、EXTRACT定義文で関係付けられます。
DBサービスグループおよびDBサービスの定義内容、処理状態、処理結果などの状態を総称してDBサービス管理情報と呼びます。
格納グループを管理する単位です。1つのDBサービスグループで1個または複数の格納グループを管理できます。
DBサービスの入力データおよび出力データの情報および格納グループを定義するものです。DBサービス定義には以下のものがあります。
DBサービスグループをシステムに登録するまたはシステムから登録抹消する操作コマンドのことです。
DBサービス定義を記述したファイルのことです。DBサービス定義機能の入力データとして使用します。
逐次差分反映機能の動作環境をカストマイズするための定義です。本定義ではメッセージの出力レベルや文字コード変換処理の動作等をカストマイズできます。
DB動作環境定義を記述したファイルのことです。作成したファイルは、lxrtmdbコマンドの-dオプション、DBサービス定義のSTOREGROUP定義文または環境変数LXRTMENVで指定します。
データベースの複製を別のシステムに作成することです。
逐次差分連携に必要な定義を生成する機能です。
システム(Solarisサーバ/Windowsサーバ/Linuxサーバおよびグローバルサーバ)間で、データの通信処理を行うソフトウェアです。
JournalTransferサービスは、Solarisサーバ/Windowsサーバ/Linuxサーバ上のJournalTransferシステムの起動と停止に対する処理を行います。JournalTransferサービスは、Solarisサーバ/Windowsサーバ/Linuxサーバに一つ存在します。
JournalTransferにより構築したシステムをJournalTransferシステムと呼びます。
サーバ間でのデータベースやファイルを扱う業務の構築支援と運用支援を行うソフトウェアです。
Linkexpressに全DB複写機能および一括差分連携機能を追加するソフトウェアです。
Linkexpressに逐次差分反映機能および逐次差分抽出機能を追加するソフトウェアです。
オペレーティングシステムにRed Hat Enterprise Linuxを使用しているサーバです。
マイクロソフト社が提供するクラスタシステムのためのソフトウェアです。
日本オラクル社が提供するデータベースシステムです。
Oracleのリレーショナルタイプのデータベースです。
富士通が提供するクラスタ構築のためのソフトウェアです。
富士通が提供するクラスタ構築のためのソフトウェアです。
オペレーティングシステムにSolarisを使用しているサーバです。
マイクロソフト社が提供するデータベースシステムです。
SQL Serverのリレーショナルタイプのデータベースです。
富士通が提供するデータベースシステムです。
Symfoware Serverのリレーショナルタイプのデータベースです。
送信元システムと送信先システムとの論理的な対応関係をTCPコネクションと呼びます。
業務システム間において、トランザクションごとに発生する情報を流通させる機能です。
当マニュアルでは、抽出側システムにおいて、データベースの更新差分データを抽出し、格納側システムへ配付する機能を指します。
メッセージキューを管理し、メッセージキューを介したデータの受渡しを制御するソフトウェアです。システム間の通信には、JournalTransferを使用します。
TRMのシステム環境に付けられた名前です。TRMを識別するために使用されます。
TRMを運用するユーザのグループアカウントのことです。TRM利用者グループには、TRMを運用するユーザのユーザアカウントを登録します。
データベースの更新差分データを各種データベースへ逐次反映する機能です。
順次、直接あるいはスキップ順にデータの読み込み、書き出し、追加、更新、あるいは削除を行うことができるデータセットであり、以下の3種類があります。
オペレーティングシステムにWindowsを使用しているサーバです。
一つの利用ジャーナルが複数のテーブルの更新データで構成されている場合、更新されていないテーブルの無効項目を削除するデータ形式です。
全DB複写方式でデータベースを作成し、その後はデータベースの更新差分を抽出し、一定の間隔で一括反映することで最新性を図る方式です。
逐次差分反映デーモンおよび逐次差分反映処理を操作するコマンドのことです。
データベースへ更新差分データを格納する業務システムです。
1個または複数のDBサービスをまとめてグループ化したものです。逐次差分反映処理は、格納グループ単位で行います。
ACMの論理あて先、およびTRMのメッセージキューを総称してキューと呼びます。
複数の独立したコンピュータ(ノード)を接続して、単一システムのように稼動させるシステムです。クラスタシステムは、高可用性、拡張性、高性能を実現します。
オペレーティングシステムにOSIV/MSPまたはOSIV/XSPを使用している、グローバルサーバおよびPRIMEFORCEのことです。
応用プログラムがデータベースを更新したときにTJNLが取得する差分データのことです。また、ジャーナルとも呼びます。
ジャーナル取得時にTJNLが取得する特殊な項目です。取得定義で取得するシステム取得項目を指定します。指定されたシステム取得項目は、他の項目と同じ形式で利用ジャーナルに格納されます。
応用プログラムがデータベースを更新したときにTJNLが取得する差分データのことです。また、更新差分データとも呼びます。
取得したジャーナルを格納しておくファイルです。Symfoware/RDBのデータベースもしくはOracleの表として作成されます。
時系列に取得されているジャーナルの流れの中に、ジャーナル提供側業務で意味のある業務の区切りをジャーナル利用側業務に伝達するための情報です。
利用ジャーナルに付加される制御情報です。ジャーナルヘッダは、メッセージごとに付加されます。
システム間の連携サービスにおいて、メッセージを受信するために使用するメッセージキューのことです。受信したメッセージが一時的に格納保存されます。
ジャーナルの取得対象と利用ジャーナルの形式を記述した定義体です。
抽出側データベースの抽出対象の全データを格納側データベースに複写した状態のデータベースのことです。
逐次差分連携の開始に備え、抽出側データベースの抽出対象の全データを格納側データベースに複写することです。
データベースを全検索して、必要となるデータを抽出し、利用するサーバで毎回データベースを再作成する方式です。
システム間の連携サービスにおいて、メッセージを送信するために使用するメッセージキューのことです。送信するメッセージが一時的に格納保存されます。
TJNLで抽出したデータベースの更新差分データを入力して、データベースに更新差分データを反映する機能のことです。逐次差分反映機能はDBサービス定義に従って動作します。
Windowsサーバの逐次差分反映機能はサービスとして動作します。このサービスを逐次差分反映サービスと呼びます。
SolarisサーバおよびLinuxサーバの逐次差分反映機能はデーモンとして動作します。このデーモンを逐次差分反映デーモンと呼びます。
全DB複写方式でデータベースを作成し、その後はデータベースの更新差分を抽出し、逐次にデータを反映することで最新性を図る方式です。
トランザクション処理を行う業務システムで更新差分データを抽出する業務システムです。
NODE_INFORMATIONセクション定義の単位に生成する資源を通信ノードと呼びます。通信ノードは、通信相手のJournalTransferシステム単位に存在します。
通信ノードは起動パラメタまたは操作コマンドで活性化することにより、相手システムとのTCPコネクションの接続処理を開始します。また、操作コマンドで非活性化することにより、TCPコネクションの接続処理を停止します。
データベースに格納するデータの最小単位であり、データベースの列に対応します。
データベース内のレコードタイプが他のどのようなレコードタイプとの関係付けも可能にしているデータベースのことです。
取得定義と配付先となるメッセージキューの対応関係、および利用ジャーナルのデータ形式を記述した定義体です。
一つのメッセージに複数の利用ジャーナルを格納するデータ形式です。
マイクロソフト社が提供するクラスタシステムのためのソフトウェアです。
ブリッジセションとは、送信元システムの送信用キューと送信先システムの受信用キューとの論理的な対応関係のことです。
BRIDGE_INFORMATIONセクション定義の単位に生成する資源をブリッジノードと呼びます。ブリッジノードは、TRMのメッセージキューに存在します。
ブリッジノードは起動パラメタまたは操作コマンドで活性化することにより、メッセージ交換が開始状態となります。また、操作コマンドで非活性化することにより、メッセージ交換は停止状態となります。
TCP/IPネットワーク上でJournalTransferシステムが使用している独自のプロトコルをブリッジプロトコルと呼びます。
利用ジャーナルが一つのメッセージに収まりきらない場合、利用ジャーナルを分割し、複数のメッセージに分けて格納するデータ形式です。
TRMのメッセージ交換を行うときに一時的にメッセージを格納しておく場所(器)です。
利用ジャーナルを一般ファイルに取り出す機能です。
取得定義および配付定義の内容に従って編集されたジャーナルのことです。
目次
索引
![]() |