Linkexpress Transactional Replication option説明書
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第7部 DB連携定義ツール> 第31章 操作

31.2 操作フェーズと可能な操作

DB連携定義ツールの操作単位は、複数の操作フェーズに分かれています。各操作フェーズごとに行える操作が決まっています。操作フェーズの種類を"表:操作フェーズ"に示します。

[表:操作フェーズ]

操作フェーズ

説明

プロジェクト作成フェーズ

プロジェクトの作成を行い定義生成の準備をするフェーズです。

レコード選択フェーズ

グローバルサーバのDB定義を移入し、抽出対象とするレコードを選択するフェーズです。

抽出時データ項目編集フェーズ

必要に応じて抽出対象のレコードの編集を行うフェーズです。

反映時データ項目編集フェーズ

必要に応じて反映対象のレコードの編集を行うフェーズです。

定義生成フェーズ

定義生成の準備が整い定義生成を行うフェーズです。

操作フェーズは操作の切れ間により遷移します。操作の切れ間には以下のものがあり、操作の完了やツールバー上のボタンで遷移します。

本節では、操作について以下の順に説明します。

■操作フェーズと可能な操作

DB連携定義ツールの操作の流れと操作フェーズの関係を"図:DB連携定義ツールの操作フェーズ"に示します。

[図:DB連携定義ツールの操作フェーズ]

該当プロジェクトの操作中に実施可能な操作を"表:操作フェーズと可能な操作"に示します。

[表:操作フェーズと可能な操作]

操作

操作フェーズ

備考

プロジェクト作成フェーズ

レコード選択フェーズ

抽出時データ項目編集フェーズ

反映時データ項目編集フェーズ

定義生成フェーズ

環境作成

プロジェクトの作成(操作)

プロジェクト作成

×

×

×

×

 

プロジェクトを開く

×

×

×

×

 

プロジェクト終了

×

 

プロジェクト情報変更

×

以下の情報は変更不可。

  • プロジェクト名
  • AIMディレクトリID
  • 反映プラットフォーム
  • 反映先データベース種別
  • 反映先データベースのコード系
  • 初期連携定義の生成有無

プロジェクト複写

×

×

×

×

 

プロジェクト削除

×

×

×

×

 

プロジェクト上書き保存

×

×

レイアウト編集エディタおよびNDBパス選択エディタ使用中は不可。

定義移入

定義の移入

DB定義移入

×

×

×

×

 

スキーマ削除

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

NDBスキーマ確認

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

プロパティ

×

×

×

DB定義移入後に可能。

レコードの選択

レコードの選択

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

レコードの選択解除

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

レコード確定

×

×

×

×

DB定義移入後に可能。

定義編集

レコード確定解除

×

×

 

レコードの編集

レイアウト編集(開始・確定・取消し)

×

×

×

×

NDBパス選択の前に実施要。

レイアウト削除

×

×

×

×

 

NDBのパス選択

NDBパス選択

×

×

×

×

 

NDBパス選択解除

×

×

×

×

 

抽出時データ項目確定

×

×

×

×

 

抽出時データ項目確定解除

×

×

×

 

項目の選択

反映対象項目の選択

×

×

×

×

 

反映対象項目の選択解除

×

×

×

×

 

名前の変更

スキーマ名の変更

×

×

×

×

 

表名の変更

×

×

×

×

 

列名の変更

×

×

×

×

 

キーの指定

×

×

×

×

 

データベースの追加

表追加

×

×

×

×

 

表削除

×

×

×

×

 

反映時データ項目確定

×

×

×

×

 

定義生成

反映時データ項目確定解除

×

×

×

×

 

DB連携定義の生成

全定義(抽出定義および反映定義)

×

×

×

×

 

抽出定義

×

×

×

×

 

反映定義

×

×

×

×

 

表示

プロジェクトビュー

×

×

×

×

 

抽出ビュー

×

×

×

 

抽出詳細ビュー

×

×

×

 

NDBスキーマ確認ビュー

×

×

×

×

 

レイアウト編集エディタ

×

×

×

 

NDBパス選択エディタ

×

×

×

 

反映ビュー

×

×

×

×

 

反映詳細ビュー

×

×

×

×

 

○:操作可能

×:操作不可能

■各資源から実施可能な操作

各資源から実施可能な操作について以下に説明します。

■プロジェクトビューでの操作

プロジェクトビューで可能な操作を以下に示します。

◆プロジェクト作成フェーズ

プロジェクト作成フェーズで可能な操作を"表:プロジェクト作成フェーズで可能な操作"に示します。

[表:プロジェクト作成フェーズで可能な操作]

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

右クリック

プロジェクトを開く

プロジェクトを開きます。

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

プロジェクト複写

プロジェクトに属する資源を複写します。

プロジェクト削除

プロジェクトに属する資源を削除します。

■抽出ビューでの操作

抽出ビューで可能な操作を以下に示します。

◆レコード選択フェーズ

DB定義移入前

レコード選択フェーズのDB定義移入前に可能な操作を"表:レコード選択フェーズ(DB定義移入前)で可能な操作"に示します。

[表:レコード選択フェーズ(DB定義移入前)で可能な操作]

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

右クリック

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

DB定義移入後

レコード選択フェーズのDB定義移入後に可能な操作を"表:レコード選択フェーズ(DB定義移入後)で可能な操作"に示します。

[表:レコード選択フェーズ(DB定義移入後)で可能な操作]

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

クリック

抽出詳細ビューにプロジェクトに属するデータベース種、スキーマ、レコードを表示します。

右クリック

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

データベース種

クリック

抽出詳細ビューにデータベース種に属するスキーマ、レコードを表示します。

スキーマ

クリック

抽出詳細ビューにスキーマに属するレコードを表示します。

右クリック

スキーマ削除

選択したスキーマを削除します。

プロパティ

ダイアログに定義移入時の日時を表示します。NDBおよびRDBの場合には、定義更新日時も表示します。また、初期連携定義を生成するとき、VSAMのデータセット種別を表示します。

レコード(テーブル)

右クリック

NDBスキーマ確認

NDBスキーマ確認ビューを表示します。

◆抽出時データ項目編集フェーズ

抽出時データ項目編集フェーズで可能な操作を"表:抽出時データ項目編集フェーズで可能な操作"に示します。

[表:抽出時データ項目編集フェーズで可能な操作]

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

右クリック

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

スキーマ

右クリック

プロパティ

ダイアログに定義移入時の日時を表示します。NDBの場合には、定義更新日時も表示します。

レコード(テーブル)

クリック

抽出詳細ビューにレコードに属するデータ項目を表示します。

右クリック

レイアウト編集開始

レイアウト編集エディタを表示し、編集を開始します。

レイアウト編集確定

編集を確定し、レイアウト編集エディタを終了します。

レイアウト編集取消し

編集を取り消し、レイアウト編集エディタを終了します。

NDBパス選択

NDBパス選択エディタを表示します。

■反映ビューでの操作

反映ビューで可能な操作を以下に示します。

◆反映時データ項目編集フェーズ

反映時データ項目編集フェーズで可能な操作を"表:反映時データ項目編集フェーズで可能な操作"に示します。

[表:反映時データ項目編集フェーズで可能な操作]

マウスポインタの位置

操作

ポップアップメニュー

処理内容

プロジェクト

右クリック

プロジェクト情報変更

プロジェクトの固有情報を変更します。

INTABLEのレコード(テーブル)

右クリック

表追加

データベースを追加します。

OUTTABLEのレコード(テーブル)

クリック

テーブルビューにスキーマ、表名、列名、データ属性、NOT NULL属性およびPRIMARY KEYを表示します。


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