Linkexpress Transactional Replication option説明書 |
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第6部 クラスタシステム | > 第28章 TJNL | > 28.4 クラスタシステム(MSCS/フェールオーバー クラスタリング編) | > 28.4.1 環境設定 | > 28.4.1.5 TJNLの環境を作成する |
TJNLの環境を作成する手順について説明します。
TJNLを使用するためには、"図:TJNLの環境作成の流れ"の手順に従って、TJNLが動作するための環境を作成する必要があります。なお、TJNLの環境作成は、TJNL用のディスクリソースがオンラインになっているノードで行ってください。
TJNLスーパバイザを登録します。登録方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じです。TJNLスーパバイザの登録方法の詳細は"環境作成"を参照してください。
TJNLの環境を作成します。作成方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じですが、ジャーナル取得ファイルの作成先を共用ディスク装置上としてください。TJNLの環境作成の詳細は"環境作成"を参照してください。作成には、tjnlsetupコマンドを使用します。このコマンドは、ノードで一度だけ実行します。以下にtjnlsetupコマンドの入力例を示します。
tjnlsetup -f TJNLenv.def |
TJNLの取得定義を作成します。定義方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じです。取得定義の詳細は"取得定義の作成"を参照してください。
TJNLの取得定義を登録します。登録方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じです。取得定義の登録についての詳細は"取得定義の登録"を参照してください。登録には、tjnlfmtdefコマンドを使用します。このコマンドは、ノードで一度だけ実行します。以下にtjnlfmtdefコマンドの入力例を示します。
tjnlfmtdef -a -f FMT.def |
TJNLの配付定義を作成します。定義方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じです。配付定義の詳細は"配付定義の作成"を参照してください。
TJNLの配付定義を登録します。登録方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じです。配付定義の登録についての詳細は"配付定義の登録"を参照してください。登録には、tjnldefコマンドを使用します。このコマンドは、ノードで一度だけ実行します。以下にtjnldefコマンドの入力例を示します。
tjnldef -a -f PUT.def |
登録した取得定義および配付定義を反映するために、-nを指定して一度TJNLを起動します。定義反映についての詳細は"定義の反映"を参照してください。起動はtrmqdstrsvcコマンドを使用して行います。以下に、trmqdstrsvcコマンドの入力例を示します。
trmqdstrsvc -n TJNL |
TRMを停止します。
TRMの停止については、"TRMの停止"を参照してください。
環境作成のために起動したOracleデータベースを停止します。停止方法の詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください。
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