Linkexpress Transactional Replication option説明書 |
目次
索引
![]() ![]() |
第6部 クラスタシステム | > 第27章 TRO | > 27.4 クラスタシステム(MSCS/フェールオーバー クラスタリング編) | > 27.4.1 環境設定 | > 27.4.1.6 クラスタシステムの環境作成 |
登録したリソースのプロパティを設定します。設定値は、業務アプリケーションの異常時の動作(再起動するのかフェールオーバーするのかなど)も考慮する必要があります。ここでは、ソフトウェアの障害などが発生した場合でも、グループ全体を別ノードへすぐにフェールオーバーすることにより、業務のダウン時間を極力短くする設定値で説明します。特に問題がなければ、この値に設定することをお勧めします。なお、ここで説明していない値については、リソース登録時の値をそのまま使用してください。
データベースの種類によっては、データベースに関連するリソースが自動的に作成されます。それらを含むすべてのリソースに対して、すぐにフェールオーバーするための値を設定してください。
実行可能な所有者 |
両方のノードを設定します。 |
依存関係 |
使用するデータベースシステムに応じて設定します。 |
再開する |
チェックします。[注1] |
グループに適応する |
チェックします。 |
しきい値 |
0を設定します。 |
[注1]リソースグループにリソースとして登録した各機能の起動を確認したあと、この値に設定してください。リソースの登録時点では、再開しない設定にしておいてください。
リソース登録後、コマンドプロンプトから、TRMサービスのセットアップ パラメータを設定してください。TRMシステム名が"TRM001"の場合は、以下のとおりです。
cluster resource "Transactional Replication MessageQueueDirector TRM001" /priv StartupParameters="" |
設定後にリソースのプロパティの[全般]タブを開き、セットアップ パラメータが、StartupParametersに指定した内容と一致することを確認してください。
依存関係 |
使用するデータベースシステムに応じて設定します。 |
リソースが失敗状態になった場合には、現在のノードで再起動を試みる |
チェックします。[注1] |
指定期間内での再起動の試行回数 |
0を設定します。 |
再起動に失敗した場合は、このサービスまたはアプリケーションのすべてのリソースをフェールオーバーする |
チェックします。 |
[注1] "サービスまたはアプリケーション"にリソースとして登録した各機能の起動を確認したあと、この値に設定してください。リソースの登録時点では、再開しない設定にしておいてください。
実行可能な所有者 |
両方のノードを設定します。 |
目次
索引
![]() ![]() |