Linkexpress Transactional Replication option説明書 |
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第3部 TJNL | > 第11章 Symfoware/RDB連携編 | > 11.1 機能 | > 11.1.3 ジャーナル取得機能 |
ジャーナルを取得する対象となるデータベースは取得定義で指定します。ジャーナルの取得対象として、以下の指定が行えます。
なお、ジャーナルの取得対象となるSQL文は、更新系SQL文(INSERT、UPDATE、DELETE)です。
ジャーナルの取得対象を列単位で指定できます。これにより、更新データが必要な列のジャーナルだけをテーブルの更新データから容易に抽出できます。
ただし、BLOB型の列は取得対象として指定できません。
ジャーナルの取得対象の指定は、列単位での指定に加えDSI単位でも行えます。これにより、取得したジャーナルを更新データが格納されたDSIごとに異なるメッセージキューに配付できます。
ただし、インデックスのDSIはジャーナル取得対象として指定できません。
1つの取得定義に複数の異なるテーブルの列を指定することができます。これにより、異なるテーブルの更新情報を容易に1つの利用ジャーナルとしてまとめられます。
ジャーナルの取得対象の指定例を"図:ジャーナル取得対象の指定例"に示します。
この例では、個人受注データベースおよび製品受注データベースからジャーナルを取得する列を選択し、1つの利用ジャーナルとなるように定義しています。さらに、東京DSIに格納されたジャーナルをメッセージキュー1へ、大阪DSIに格納されたジャーナルをメッセージキュー2へそれぞれ格納するように定義しています。
主キーとなる列を含む集合更新をしないでください。このような集合更新を行うと複数行分のジャーナルが取得されるため、ジャーナル利用側業務にて、データベースに正しく反映されないことがあります。
また、複数の取得定義で同一の表の異なる列を取得対象とする場合、別の取得定義で指定された列を更新するとジャーナルが取得されます。
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