GLOVIA-Cで作成されるCORBA(Common Object Request Broker Architecture)準拠のオブジェクトです。
Interstage ディレクトリサービスでは、いままで分散管理されていた各種資源を一元管理することにより、運用・管理コストだけではなく、開発コストをも低減できる、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)ベースのディレクトリサービスを提供しています。
LDAPは、TCP/IP上で動作するインターネット標準のディレクトリアクセスプロトコルで、WebブラウザなどのLDAPクライアントから、直接、ディレクトリサービスを検索・参照することができます。
OS上で登録、管理されるユーザのことです。拡張ユーザ管理機能のOperation Managerユーザ、Systemwalker共通ユーザー管理機能のSystemwalkerユーザーIDに対応する用語です。
基幹系クライアントサーバシステムを作成するための機能を備えたクライアントサーバ間連携基盤ミドルウェアです。グローバルサーバの既存資産をそのまま継承して、基幹系クライアントサーバシステムを構築できます。
サーバの電源を投入する日や日変わり時刻を定義したカレンダのことです。SYSTEM_CALENDARでは原則として、サーバの電源を投入する日を平日、サーバの電源を投入しない日を休日として扱います。SYSTEM_CALENDARの平日/休日のパターンをサービス・アプリケーション起動機能、ジョブスケジューラ機能およびイベント監視機能で参照して、処理を切りわけることもできます。
Systemwalker製品の管理者および利用者がSystemwalkerで共通のユーザーIDを利用して、各Systemwalker製品へログインできる機能です。
Tcl/TkをSystemwalker向けに機能拡張したスクリプト言語です。Centric Manager用とOperation Manager用があり、それぞれで拡張された機能は異なりますが基本的な文法は同じです。
システムを利用する利用者の情報(SystemwalkerユーザーID情報)を管理するディレクトリです。
Systemwalker認証リポジトリには、Interstage ディレクトリサービスおよび、Active Directoryを使用することが可能です。
Systemwalkerと他社製品との連携を保証する連携製品の認定制度です。当社が定めた基準でSystemwalkerとの連携を相互に検証し、動作確認した製品を認定しています。
カリフォルニア大学、Sun Microsystems,Inc.、Scriptics社他が作成して無料で配付しているスクリプト言語です。Systemwalkerスクリプトのベースとして使用されています。Tcl/Tkは、Tool command language/Tool kitの略称です。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。実行待ちのアクションの実行優先順位の変更や削除などの操作を行う機能です。アクションの操作は、[アクション管理]ウィンドウで行います。
JCL機能で利用できます。ファイル名にアクセス名を付加し、JCLから起動されるアプリケーションにおいて、アクセス名をキーとしてファイルを扱うことが可能です。アクセス名は実際には同名の環境変数が定義され、環境変数の値としてファイル名が設定されます。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。監視中のイベントが発生すると、自動的にアクションを実行する機能です。監視するイベントおよび実行するアクションは、[イベント監視の条件定義]ウィンドウで定義します。
日ごとスケジュール管理を行うモードです。[マスタスケジュール管理環境設定]ダイアログボックスで指定するモードのうち、“日ごとスケジュール管理”または“日ごとスケジュール管理(テストモード)”を設定している状態です。
オンラインで処理される業務のことです。処理要求が発生すると即座に処理が行われ、処理結果が出力されます。
Interstageのワークユニットで、オンライン業務を運用させるのに必要な実行環境を提供し、オンライン業務を扱うことができます。
Systemwalker Operation Manager上にユーザを登録し、管理する機能です。Systemwalker Operation Manager上に登録したユーザを有効にするか無効にするかの切り替えにより、Systemwalker Operation Manager上に登録したユーザがSystemwalker Operation Managerの各機能を利用するか、OS上で登録したユーザが利用するかを選択できます。
ジョブ定義中の変数“@.VPARAM@”を置き換える、可変情報です。メッセージ事象の通知時や起動操作時に指定することで、ジョブ定義中の変数“@.VPARAM@”を、指定された値に置き換えてジョブを実行することができます。
平日(運用日)/休日などの運用情報を定義する定義体のことです。カレンダ情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[カレンダ]を選択して定義します。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。 平日(運用日)/休日などの運用情報を定義します。定義した情報を以下の機能で参照させることにより、いろいろなパターンでシステムを運用することができます。
電源制御機能
サービス・アプリケーション起動機能
ジョブスケジューラ機能
イベント監視機能(Windows版の場合)
カレンダ情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[カレンダ]を選択して設定します。
マスタ情報を持ち、スケジュール情報をスケジュールサーバに配付するサーバです。スケジュール情報や持ち越しジョブネットの管理/操作は、管理サーバから行います。1台で運用する場合は、管理サーバがスケジュールサーバも兼ねます。
ジョブスケジューラ機能の用語です。“疑似正常”とは以下の状態のことをいいます。
ジョブの場合
終了コードが1以上、終了コード上限値以下のジョブの終了状態を指して“疑似正常”といいます。ただし、[終了コードに関わらず正常]が設定されているジョブは、上記の条件に合致しても正常終了となります。
ジョブネットの場合
ジョブネットを構成するジョブの状態が、疑似正常だけか、または疑似正常と正常終了が混在するときに“疑似正常”といいます。
グループの場合
グループを構成するジョブネットの状態が、疑似正常だけか、または疑似正常と正常終了が混在するときに“疑似正常”といいます。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウで疑似正常状態を有効にしていない場合、疑似正常は正常終了として状態表示されることに注意してください。
SymfoNETで実行する業務の種類。Systemwalker Operation Managerでは、MSPの場合はバッチ業務のみ、XSPの場合はバッチ業務とJCM業務の2種類を対象とします。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに表示されるウィンドウの1つです。Systemwalker Operation Managerで利用できる機能、および機能ごとに利用できる業務がツリー表示されます。このウィンドウで利用する機能(業務)を選択します。
グループの定義情報を記載したCSVファイルです。viやメモ帳などのエディタを使用して作成します。グループ制御文およびグループ内ジョブネット制御文を記載したファイルをjobschdeftocsvコマンドで変換して作成することもできます。
コマンドアシスタントを利用すると、[ジョブ実行制御]属性の場合に登録/変更するジョブのプロパティとして、各ジョブアイコンに対応した[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートが表示されるようになります。コマンドアシスタントを利用しない場合は、すべて“コマンド実行”のプロパティが表示されます。
コマンドアシスタントの利用は、[グループまたはジョブネットの新規作成/変更/リカバリ変更/監視]の[表示]メニューより指定できます。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。サーバの電源投入時に、あらかじめ定義した順序でサービスやアプリケーションを起動する機能です。この機能を使用すると、業務環境の構築を自動的に行うことができます。サービスやアプリケーションの起動順序は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[サービス・アプリケーション起動]を選択して設定します。
キュー単位で、ジョブを実行できる時間を制限します。[キューの作成/編集]ウィンドウを使って定義した内容(ジョブの実行可能数/優先順位/実行時間など)に従って、ジョブを管理します。
Systemwalker Operation Managerを導入しているサーバ全体のジョブ実行環境およびジョブの管理に必要なキューの属性を定義したファイルです。[運用情報の定義]ウィンドウや[キューの作成/編集]ウィンドウを利用して初期化ファイルを定義できます。ジョブ実行制御は、ジョブ実行制御サービス/デーモンを起動するときに、起動モードに従って初期化ファイルを読み込み、動作環境を初期化します。
ジョブ実行制御機能の起動モードの1つです。初期化モードで起動されると、初期化ファイルの定義内容を読み込み、キュー構成などを再構築します。したがって、前回運用時に残っていたジョブは、すべて消去されます。
ジョブ実行制御にジョブファイルの実行処理を依頼する際、その処理単位をジョブと呼びます。スケジュールジョブの場合は、ジョブネットを構成する一つ一つのバッチファイル/シェルスクリプト、コマンドなどのことをジョブと呼びます。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。ジョブ実行制御機能は、ジョブ制御機能とキュー制御機能の2つに大別されます。ジョブ制御機能は、ジョブ単位で制御する機能です。キュー制御機能は、キュー単位でジョブを制御する機能です。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。システム全体の業務について、スケジュールから監視・制御までの操作を簡素化します。ジョブ自動実行、ジョブ監視・操作、ジョブ履歴表示の機能があります。
ジョブ定義変数の定義により、置き換えられる変数です。ジョブ定義中に記述することができ、ジョブの実行時に指定された別の値(文字列)に置き換えられます。
ジョブ定義変数の値は、ジョブ定義変数の設定で定義されます。
ジョブおよびジョブネットの定義情報を記載したCSVファイルです。viやメモ帳などのエディタを使用して作成します。ジョブ制御文およびジョブネット制御文を記載したファイルをjobschdeftocsvコマンドで変換したり、Job Designerを利用して作成することもできます。
ジョブ実行時のCPU割当て順位について、レベルを指定します。
【Windows版の場合】
実行優先度が高いほどCPU割当て順位が高くなり、優先的に実行されます。
【UNIX版の場合】
レベルは、ナイス値に相当します。
ジョブの開始から終了までを予測した時間です。ジョブを登録する時に定義します。
実行予測時間を超えてもジョブが終了しない場合に、通知メッセージをイベントログ(Windows版の場合)/SYSLOG(UNIX版の場合)に出力することができます。
【Windows版の場合】
バッチファイル、実行プログラム、およびJCLを総称してジョブファイルと呼びます。
【UNIX版の場合】
シェルスクリプトファイル、実行プログラム、およびJCLを総称してジョブファイルと呼びます。
ジョブ実行制御が制御するデマンドジョブを格納します。
目的に合わせた(例えば、拡張子別など)デマンドジョブをまとめて登録する(1個のデマンドジョブを登録することも可能)ことにより、管理しやすくなります。
デマンドジョブとジョブ実行制御属性のスケジュールジョブの履歴の一覧です。
以下のいずれかの条件を満たすジョブの場合、ジョブリストファイル(ジョブ名.lジョブ番号)が標準出力ファイルと同じパスに作成されます。
ネットワークジョブの場合
jobstart制御文のjoblstオペランドに(1)を指定したJCLのジョブの場合
Webサービスなどを提供するサーバが複数存在しそれらがネットワーク上で分散している場合でも、認証を集中的に行うサーバから1度ユーザ認証を受ければ、あらゆるサービスを受ることが可能になるサービス機能です。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの上部に表示されるコンボボックスです。Systemwalker Operation Managerで監視対象としているサーバが表示されます。このコンボボックスより監視・操作を行うサーバを選択します。
階層化されているジョブネットにおいて、ジョブネットの階層の深さを表します。どのジョブネットにも登録されておらず、別のジョブネットをジョブとして登録しているジョブネットが第1階層のジョブネットです。第1階層のジョブネットにジョブとして登録されているジョブネットが第2階層のジョブネットです。順に第5階層のジョブネットまで登録できます。
運用日単位でスケジュールが管理される日ごとスケジュール管理に対して、Systemwalker Operation Managerのシステム(サブシステム)単位で管理されるスケジュールのことです。通常スケジュールでは、ジョブやジョブネットの定義情報と、スケジュール情報が1つのデータベースで管理されています。
組織の内外に散在する各種の物理的/論理的リソースの名前やそれに関連付けられた属性を、組織的構造や地理的な区分などに従って系統的に(ツリー状に)まとめて管理し、それを更新・参照するためのサービスのことです。
複数サブシステム運用時に、ジョブのスケジューリングに使う時間を、Systemwalker Operation Managerサーバの導入されているコンピュータとずらした仮想時間のもとで、未来のスケジュールを事前にテスト運用できる機能です。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。電源制御機能を使用すると、サーバの電源投入/切断やリブート処理を自動的に行うことができます。電源制御のための情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[SYSTEM_CALENDAR]を選択して設定します。
インターネット上の通信、および電子メールサービスにおいて、通信データやメールの暗号化、およびデジタル署名を行うために必要な証明書の発行、および発行した証明書を管理する機関です。CAは発行した証明書に自身の電子署名を付加し、その証明書が確かにそのCAが発行したものであることを保証します。
業務連携で使用する、ユーザ名とパスワードを管理するファイルのことです。業務連携で処理先のファイルにアクセスするためのユーザに対するパスワードを、あらかじめパスワード管理簿として作成しておきます。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。ARCserveの機能をジョブ実行制御およびジョブスケジューラから実行することができます。
日付が更新される時刻のことです。一般には0時に日付が変わりますが、Systemwalker Operation Managerでは日付が変わる時刻を任意に設定することができます。設定した時刻から24時間が1日の単位となります。日変わり時刻は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウのカレンダ機能で[SYSTEM_CALENDAR]を選択して設定します。
ジョブを固定のサーバで実行せず、指定した複数のサーバのうち負荷が低いサーバに、自動的にジョブを分散して実行する機能です。分散実行機能は、Systemwalker OperationMGR V10.0L21以前のバージョンでWindows版のみに提供されていた“負荷分散機能”が拡張された機能です。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。マスタスケジュール管理機能を有効にするコマンドを投入することによって利用可能になります。マスタスケジュール管理機能を利用すると、スケジュールを運用日ごとに作成・管理できます。UNIX版の場合は、運用日ごとに作成されたスケジュールを複数のサーバに配付して利用することも可能です。マスタスケジュール管理機能については、“Systemwalker Operation Manager マスタスケジュール管理機能 説明書”で詳細に説明しています。
プロジェクトに登録されたスケジュール情報や定義情報を、定義情報のみ有効であるマスタ情報にするための設定です。マスタ設定されたプロジェクトはジョブネットやジョブのスケジュール処理が抑止され、定義情報のみ有効になります。
スケジュール情報が抽出される基となる、マスタ設定したプロジェクトです。マスタプロジェクトのジョブネットはスケジュール処理が抑止されるため、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの、[ガントチャート]ウィンドウには実績や起動予定を表すタイムチャートは表示されません。
起動条件で動作しない状態で登録されているジョブネットです。例えば、スケジュール状況が“適用待機”の運用日のジョブネットや運用指示が“完了待ち”、“オペレータ対処”で前日のジョブネットの終了を待ち合わせているジョブネットのことです。
Systemwalker Operation Managerがグロ-バルサーバと連携する際に、接続に利用する名称のこと。mfusraddコマンド等で、あらかじめグローバルサーバに登録されているユーザ名を登録しておきます。
ジョブ実行制御機能の起動モードの1つです。ジョブ実行制御サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の停止処理が、システムダウンや電源断などの理由により正常に実施されなかった場合に、次回のジョブ実行制御機能の起動モードが自動的にリカバリモードとなります。
リカバリモードで起動されると、デマンドジョブのうち、サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の停止タイミングで、実行中かつ-nrオプションが指定されていなかったジョブが、ジョブ実行制御サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の再起動とともに、自動的に起動されます。
【Windows版の場合】
ジョブが実行時に使用する資源(ファイルやデータベースなど)を指します。ジョブネットへのジョブ登録時、デマンドジョブ投入時、およびJCL(業務手続き言語)作成時において、排他属性を設定することができます。
【UNIX版の場合】
ジョブを同時に実行させたくない場合(例えば、データベースやファイルなどの同時使用を回避したい場合)に、ジョブに対して仮想のリソースを定義することができます。Systemwalker Operation Managerでは、この仮想リソースのことをリソースと呼びます。
リソースには任意の名前を付けることができ、同じリソースが定義されたジョブは、排他属性に従って排他制御されます。
リポジトリサーバは、ユーザIDやパスワードといった利用者の認証に必要な情報と、Systemwalkerの公開URLのパスに対するアクセスを認可するための情報を管理するサーバです。認証サーバからの要求に応じて、Systemwalker認証リポジトリから認証に必要な利用者の情報や公開URLアクセス許可情報を取り出します。取り出した情報は認証サーバに通知します。
イベント監視機能の1機能です。監視対象としたロギングファイルにテキストが追加された場合にイベント発生とみなす機能です。監視イベントとしてログファイル監視を選択すると、イベントログを出力していない製品についても、独自のテキストログファイルなどに異常事象をロギングしていれば監視できるようになります。