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Systemwalker Operation Manager  用語集

用語集

ACLマネージャ

Access Control List(アクセス制御リスト)マネージャの略称です。ジョブスケジューラのプロジェクトに対するアクセス制御を行うサービス/デーモンです。

APS

Advanced Printing Subsystemの略称です。ジョブの実行結果、ファイルの内容およびオンライン帳票をプリンタ装置に印刷するためのソフトウェアです。

GLOVIA-Cジョブ 【Windows版】

GLOVIA-Cで作成されるジョブです。

GLOVIA-Cビジネスオブジェクト 【Windows版】

GLOVIA-Cで作成されるCORBA(Common Object Request Broker Architecture)準拠のオブジェクトです。

Interstage ディレクトリサービス(IDS)

Interstage ディレクトリサービスでは、いままで分散管理されていた各種資源を一元管理することにより、運用・管理コストだけではなく、開発コストをも低減できる、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)ベースのディレクトリサービスを提供しています。

JCLファイル

ジョブ実行制御が提供するJCL(業務手続き言語)によって作成したファイルのことです。拡張子が「JCL」で、ジョブ実行制御機能を使用してジョブとして実行できます。

LDAP

LDAPは、TCP/IP上で動作するインターネット標準のディレクトリアクセスプロトコルで、WebブラウザなどのLDAPクライアントから、直接、ディレクトリサービスを検索・参照することができます。

Operation Managerユーザ【UNIX版】

拡張ユーザ管理機能により、Systemwalker Operation Manager上で登録、管理されるユーザのことです。

OSユーザ

OS上で登録、管理されるユーザのことです。拡張ユーザ管理機能のOperation Managerユーザ、Systemwalker共通ユーザー管理機能のSystemwalkerユーザーIDに対応する用語です。

SSU

System Storage Unitの略称です。グローバルサーバのシステム記憶装置で、主記憶の高速性とDASD並の運用性を合わせもつハードウェア製品です。

SymfoNET

基幹系クライアントサーバシステムを作成するための機能を備えたクライアントサーバ間連携基盤ミドルウェアです。グローバルサーバの既存資産をそのまま継承して、基幹系クライアントサーバシステムを構築できます。

SYSTEM_CALENDAR(システムカレンダ)

サーバの電源を投入する日や日変わり時刻を定義したカレンダのことです。SYSTEM_CALENDARでは原則として、サーバの電源を投入する日を平日、サーバの電源を投入しない日を休日として扱います。SYSTEM_CALENDARの平日/休日のパターンをサービス・アプリケーション起動機能、ジョブスケジューラ機能およびイベント監視機能で参照して、処理を切りわけることもできます。

Systemwalker共通ユーザー管理機能

Systemwalker製品の管理者および利用者がSystemwalkerで共通のユーザーIDを利用して、各Systemwalker製品へログインできる機能です。

Systemwalkerスクリプト

Tcl/TkをSystemwalker向けに機能拡張したスクリプト言語です。Centric Manager用とOperation Manager用があり、それぞれで拡張された機能は異なりますが基本的な文法は同じです。

Systemwalker認証リポジトリ

システムを利用する利用者の情報(SystemwalkerユーザーID情報)を管理するディレクトリです。

Systemwalker認証リポジトリには、Interstage ディレクトリサービスおよび、Active Directoryを使用することが可能です。

SystemwalkerユーザーID

Systemwalker認証リポジトリで登録、管理されるユーザーIDです。

Systemwalker Enabled

Systemwalkerと他社製品との連携を保証する連携製品の認定制度です。当社が定めた基準でSystemwalkerとの連携を相互に検証し、動作確認した製品を認定しています。

Tcl/Tk

カリフォルニア大学、Sun Microsystems,Inc.、Scriptics社他が作成して無料で配付しているスクリプト言語です。Systemwalkerスクリプトのベースとして使用されています。Tcl/Tkは、Tool command language/Tool kitの略称です。

アクション管理機能 【Windows版】

Systemwalker Operation Managerの1機能です。実行待ちのアクションの実行優先順位の変更や削除などの操作を行う機能です。アクションの操作は、[アクション管理]ウィンドウで行います。

アクセス名

JCL機能で利用できます。ファイル名にアクセス名を付加し、JCLから起動されるアプリケーションにおいて、アクセス名をキーとしてファイルを扱うことが可能です。アクセス名は実際には同名の環境変数が定義され、環境変数の値としてファイル名が設定されます。

アプリケーションスケジュール

起動するアプリケーションとその順序を指定した情報です。

一括出力ジョブ

ジョブの結果を1つのジョブとしてまとめて出力するように指定したジョブのことです。

一括電源制御

電源制御スケジュールを1つのノードで管理し、このスケジュールに従って複数ノードに対して電源投入および切断を行う電源制御機能のことです。

イベント監視機能 【Windows版】

Systemwalker Operation Managerの1機能です。監視中のイベントが発生すると、自動的にアクションを実行する機能です。監視するイベントおよび実行するアクションは、[イベント監視の条件定義]ウィンドウで定義します。

運用日管理プロジェクト

マスタ情報から抽出された、運用日ごとのプロジェクトです。“マスタプロジェクト名+mmdd”のプロジェクト名として作成されます。

運用日管理モード

日ごとスケジュール管理を行うモードです。[マスタスケジュール管理環境設定]ダイアログボックスで指定するモードのうち、“日ごとスケジュール管理”または“日ごとスケジュール管理(テストモード)”を設定している状態です。

運用変更

ジョブネットやジョブの情報を、事前に変更、定義しておくことで、運用日が到来すると同時に、定義情報であるマスタ情報が置き換わる機能です。

運用変更用プロジェクト

運用変更のために、変更後のジョブネットやジョブの情報を格納するプロジェクトです。“マスタプロジェクト名=mmdd”のプロジェクト名として作成されます。

親ジョブネット

ジョブネットの階層化において、別のジョブネットをジョブとして登録しているジョブネットのことです。

オンライン業務

オンラインで処理される業務のことです。処理要求が発生すると即座に処理が行われ、処理結果が出力されます。

Interstageのワークユニットで、オンライン業務を運用させるのに必要な実行環境を提供し、オンライン業務を扱うことができます。

拡張ユーザ管理機能

Systemwalker Operation Manager上にユーザを登録し、管理する機能です。Systemwalker Operation Manager上に登録したユーザを有効にするか無効にするかの切り替えにより、Systemwalker Operation Manager上に登録したユーザがSystemwalker Operation Managerの各機能を利用するか、OS上で登録したユーザが利用するかを選択できます。

仮想時間

現実のコンピュータとは異なった、ジョブスケジューラの使用する時間のことです。テストモード運用時に使用します。

稼働実績情報

実行されたジョブの実行開始日時や実行終了状態などの稼働情報のことです。稼働実績情報は、CSV形式でファイルに保存されます。

可変パラメタ

ジョブ定義中の変数“@.VPARAM@”を置き換える、可変情報です。メッセージ事象の通知時や起動操作時に指定することで、ジョブ定義中の変数“@.VPARAM@”を、指定された値に置き換えてジョブを実行することができます。

カレンダ

平日(運用日)/休日などの運用情報を定義する定義体のことです。カレンダ情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[カレンダ]を選択して定義します。

カレンダ機能

Systemwalker Operation Managerの1機能です。 平日(運用日)/休日などの運用情報を定義します。定義した情報を以下の機能で参照させることにより、いろいろなパターンでシステムを運用することができます。

  • 電源制御機能

  • サービス・アプリケーション起動機能

  • ジョブスケジューラ機能

  • イベント監視機能(Windows版の場合)

カレンダ情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[カレンダ]を選択して設定します。

監視ホストの定義

複数サーバ監視を行うときに、監視対象となるサーバおよびサーバグループのツリー構成のことです。“監視ホストツリー”と呼ぶ場合もあります。

管理サーバ

マスタ情報を持ち、スケジュール情報をスケジュールサーバに配付するサーバです。スケジュール情報や持ち越しジョブネットの管理/操作は、管理サーバから行います。1台で運用する場合は、管理サーバがスケジュールサーバも兼ねます。

疑似正常

ジョブスケジューラ機能の用語です。“疑似正常”とは以下の状態のことをいいます。

  • ジョブの場合

    終了コードが1以上、終了コード上限値以下のジョブの終了状態を指して“疑似正常”といいます。ただし、[終了コードに関わらず正常]が設定されているジョブは、上記の条件に合致しても正常終了となります。

  • ジョブネットの場合

    ジョブネットを構成するジョブの状態が、疑似正常だけか、または疑似正常と正常終了が混在するときに“疑似正常”といいます。

  • グループの場合

    グループを構成するジョブネットの状態が、疑似正常だけか、または疑似正常と正常終了が混在するときに“疑似正常”といいます。

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウで疑似正常状態を有効にしていない場合、疑似正常は正常終了として状態表示されることに注意してください。

起動日

ジョブスケジューラに登録されたジョブネットを起動する日です。

起動日雛形

ジョブネットの起動日パターン(一年分)を、雛形として登録しておきます。

起動モード(ジョブ実行制御の起動モード)

ジョブ実行制御の運用開始のパターンのことです。起動モードには、初期化モード/継続モード/リカバリモードの3つがあります。

キュー制御機能

Systemwalker Operation Managerの1機能です。キュー単位でジョブを制御します。

休日スケジュール

カレンダに休日として定義した日に、デフォルトとして自動的に設定されるサービス/アプリケーションの運用スケジュール(起動順序)のことです。

業務ID

業務を識別するために付ける名前で、SymfoNETで業務を実行する際に必要となる識別子です。

業務管理簿

SymfoNETで運用する業務を管理するためのファイルのことで、業務情報や利用者などを登録して管理します。

業務パスワード

SymfoNETで業務を作成する際に、業務に付加できるパスワード。業務にパスワードを付けると、業務実行の保護が実現できます。

業務種別

SymfoNETで実行する業務の種類。Systemwalker Operation Managerでは、MSPの場合はバッチ業務のみ、XSPの場合はバッチ業務とJCM業務の2種類を対象とします。

業務選択ウィンドウ

[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに表示されるウィンドウの1つです。Systemwalker Operation Managerで利用できる機能、および機能ごとに利用できる業務がツリー表示されます。このウィンドウで利用する機能(業務)を選択します。

業務連携

Systemwalker Operation Managerの1機能です。業務システムにおいて、データやジョブを連携させる運用を支援するもので、業務システムの構築を簡素化します。

グループ

ジョブスケジューラでは、いくつかのジョブネットをまとめて管理することができます。このひとまとまりのジョブネットをグループと呼びます。

グループ定義CSVファイル

グループの定義情報を記載したCSVファイルです。viやメモ帳などのエディタを使用して作成します。グループ制御文およびグループ内ジョブネット制御文を記載したファイルをjobschdeftocsvコマンドで変換して作成することもできます。

グローバルサーバジョブ連携

Systemwalker Operation Managerの1機能です。グローバルサーバと連携し、グローバルサーバ上のジョブのスケジュール/監視/操作を実現します。

継続モード

ジョブ実行制御機能の起動モードの1つです。継続モードで起動すると、初期化ファイルの内容を読み込みません。前回までの運用環境を継続して運用が開始されます。

子ジョブネット

ジョブネットの階層化において、親ジョブネットにジョブとして登録されているジョブネットのことです。

コマンドアシスタント

コマンドアシスタントを利用すると、[ジョブ実行制御]属性の場合に登録/変更するジョブのプロパティとして、各ジョブアイコンに対応した[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートが表示されるようになります。コマンドアシスタントを利用しない場合は、すべて“コマンド実行”のプロパティが表示されます。

コマンドアシスタントの利用は、[グループまたはジョブネットの新規作成/変更/リカバリ変更/監視]の[表示]メニューより指定できます。

サービス・アプリケーション起動機能

Systemwalker Operation Managerの1機能です。サーバの電源投入時に、あらかじめ定義した順序でサービスやアプリケーションを起動する機能です。この機能を使用すると、業務環境の構築を自動的に行うことができます。サービスやアプリケーションの起動順序は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[サービス・アプリケーション起動]を選択して設定します。

サービススケジュール 【Windows版】

起動するサービスとその順序を指定した情報のことです。

サービスレコード

稼働実績情報のうち、サービス/デーモンの稼働情報に関するレコードです。

再起動ポイント

ジョブネットを再起動する場合に、このジョブから再起動することを指定する項目名です。

シェルスクリプト 【UNIX版】

ある作業を行うために必要な一連のコマンド列からなるファイルです。ジョブスケジューラ機能やジョブ実行制御機能を使用してジョブとして実行できます。

実行経過時間によるジョブの打切り

キュー単位で、ジョブを実行できる時間を制限します。[キューの作成/編集]ウィンドウを使って定義した内容(ジョブの実行可能数/優先順位/実行時間など)に従って、ジョブを管理します。

実行サーバ

ジョブとして登録されたジョブファイルが、実際に実行されるサーバまたはサブシステムです。

実行待ちジョブの優先順位

実行待ち状態のジョブを実行する時の優先順位です。優先順位の高いジョブから順に実行されます。

初期化ファイル

Systemwalker Operation Managerを導入しているサーバ全体のジョブ実行環境およびジョブの管理に必要なキューの属性を定義したファイルです。[運用情報の定義]ウィンドウや[キューの作成/編集]ウィンドウを利用して初期化ファイルを定義できます。ジョブ実行制御は、ジョブ実行制御サービス/デーモンを起動するときに、起動モードに従って初期化ファイルを読み込み、動作環境を初期化します。

初期化モード

ジョブ実行制御機能の起動モードの1つです。初期化モードで起動されると、初期化ファイルの定義内容を読み込み、キュー構成などを再構築します。したがって、前回運用時に残っていたジョブは、すべて消去されます。

ジョブ

ジョブ実行制御にジョブファイルの実行処理を依頼する際、その処理単位をジョブと呼びます。スケジュールジョブの場合は、ジョブネットを構成する一つ一つのバッチファイル/シェルスクリプト、コマンドなどのことをジョブと呼びます。

ジョブ間の排他

同一の資源を使用する複数のジョブが同時に実行しないようにすることです。

ジョブ実行制御

Systemwalker Operation Managerの1機能です。ジョブ実行制御機能は、ジョブ制御機能とキュー制御機能の2つに大別されます。ジョブ制御機能は、ジョブ単位で制御する機能です。キュー制御機能は、キュー単位でジョブを制御する機能です。

ジョブ実行ユーザ

SymfoNETで業務の実行を許されているユーザです。

ジョブスケジューラ

Systemwalker Operation Managerの1機能です。システム全体の業務について、スケジュールから監視・制御までの操作を簡素化します。ジョブ自動実行、ジョブ監視・操作、ジョブ履歴表示の機能があります。

ジョブステップ

JCLを構成する処理手続きの最小単位をジョブステップと呼びます。JCLは、1つまたは複数のジョブステップから構成され、1つのジョブとして処理されます。

ジョブ定義変数

ジョブ定義変数の定義により、置き換えられる変数です。ジョブ定義中に記述することができ、ジョブの実行時に指定された別の値(文字列)に置き換えられます。

ジョブ定義変数の値は、ジョブ定義変数の設定で定義されます。

ジョブネット

ジョブスケジューラが管理する、関連あるジョブの集合体です。

ジョブネット定義CSVファイル

ジョブおよびジョブネットの定義情報を記載したCSVファイルです。viやメモ帳などのエディタを使用して作成します。ジョブ制御文およびジョブネット制御文を記載したファイルをjobschdeftocsvコマンドで変換したり、Job Designerを利用して作成することもできます。

ジョブネットの階層化

ジョブネットの中に、別のジョブネットをジョブとして登録することです。

ジョブの実行優先度

ジョブ実行時のCPU割当て順位について、レベルを指定します。

【Windows版の場合】

実行優先度が高いほどCPU割当て順位が高くなり、優先的に実行されます。

【UNIX版の場合】

レベルは、ナイス値に相当します。

ジョブの実行予測時間

ジョブの開始から終了までを予測した時間です。ジョブを登録する時に定義します。

実行予測時間を超えてもジョブが終了しない場合に、通知メッセージをイベントログ(Windows版の場合)/SYSLOG(UNIX版の場合)に出力することができます。

ジョブファイル

【Windows版の場合】

バッチファイル、実行プログラム、およびJCLを総称してジョブファイルと呼びます。

【UNIX版の場合】

シェルスクリプトファイル、実行プログラム、およびJCLを総称してジョブファイルと呼びます。

ジョブフォルダ

ジョブ実行制御が制御するデマンドジョブを格納します。

目的に合わせた(例えば、拡張子別など)デマンドジョブをまとめて登録する(1個のデマンドジョブを登録することも可能)ことにより、管理しやすくなります。

ジョブフロー

ジョブネットおよびジョブの実行順序を定義したデータの総称です。

ジョブリスト

デマンドジョブとジョブ実行制御属性のスケジュールジョブの履歴の一覧です。

以下のいずれかの条件を満たすジョブの場合、ジョブリストファイル(ジョブ名.lジョブ番号)が標準出力ファイルと同じパスに作成されます。

  • ネットワークジョブの場合

  • jobstart制御文のjoblstオペランドに(1)を指定したJCLのジョブの場合

ジョブレコード

稼働実績情報のうち、ジョブの稼働情報に関するレコードです。

シングル・サインオン

Webサービスなどを提供するサーバが複数存在しそれらがネットワーク上で分散している場合でも、認証を集中的に行うサーバから1度ユーザ認証を受ければ、あらゆるサービスを受ることが可能になるサービス機能です。

シングル・サインオンエージェント

シングル・サインオンエージェントは、利用者の認証の必要性を判断します。認証が必要な場合には、認証サーバに認証を依頼します。

スケジュールDB

運用日ごとのスケジュール情報が格納されているデータベースです。

スケジュールサーバ

ジョブのスケジュール情報ファイルが存在し、ジョブのスケジュールを管理するサーバまたはサブシステムです。

スケジュール状況を監視/操作するウィンドウ

[マスタスケジュール管理状況監視[全体状況]]ウィンドウ、または[マスタスケジュール管理状況監視[詳細状況]]ウィンドウのことです。

スケジュール情報

ジョブネットやジョブに定義されたスケジュールの情報です。

スケジュール情報の抽出

マスタDBから、運用日に動作予定のスケジュール情報を抽出することです。

スケジュール情報の適用

ジョブネットやジョブをスケジュールに従って動作できる状態にすることです。

スケジュール情報の登録

未来のスケジュールなど、ジョブネットやジョブを動作しない状態でスケジュールすることです。登録されたスケジュール情報は、“適用待機”の状態になります。

スケジュール情報の分散

マスタDBからスケジュール情報を抽出し、登録されたスケジュールサーバに配付し、登録することです。

スケジュールジョブ

実行を自動化するジョブで、ジョブスケジューラが管理するジョブです。

スケジュールする

マスタ情報からスケジュール情報を抽出して配付、適用したり、未来の運用日のスケジュールを登録したりすることです。

スタートアッププログラム 【Windows版】

Windows(R)の起動時に、自動的に実行するように登録されたプログラムのことです。登録はWindows(R)で行います。

ステップレコード

稼働実績情報のうち、ジョブステップ(JCL利用時)の稼働情報に関するレコードです。

接続ホスト名コンボボックス

[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの上部に表示されるコンボボックスです。Systemwalker Operation Managerで監視対象としているサーバが表示されます。このコンボボックスより監視・操作を行うサーバを選択します。

第N階層

階層化されているジョブネットにおいて、ジョブネットの階層の深さを表します。どのジョブネットにも登録されておらず、別のジョブネットをジョブとして登録しているジョブネットが第1階層のジョブネットです。第1階層のジョブネットにジョブとして登録されているジョブネットが第2階層のジョブネットです。順に第5階層のジョブネットまで登録できます。

代替サーバ

ジョブの実行を依頼したサーバに接続できなかった場合に、代わりに実行を依頼するサーバです。

通常スケジュール

運用日単位でスケジュールが管理される日ごとスケジュール管理に対して、Systemwalker Operation Managerのシステム(サブシステム)単位で管理されるスケジュールのことです。通常スケジュールでは、ジョブやジョブネットの定義情報と、スケジュール情報が1つのデータベースで管理されています。

ディレクトリサービス

組織の内外に散在する各種の物理的/論理的リソースの名前やそれに関連付けられた属性を、組織的構造や地理的な区分などに従って系統的に(ツリー状に)まとめて管理し、それを更新・参照するためのサービスのことです。

デスティネーション

バックアップ先およびコピー先のことです。

テストモード

複数サブシステム運用時に、ジョブのスケジューリングに使う時間を、Systemwalker Operation Managerサーバの導入されているコンピュータとずらした仮想時間のもとで、未来のスケジュールを事前にテスト運用できる機能です。

デマンドジョブ

スケジュールしないで、必要時に単独で投入するジョブです。

電源スケジュール

サーバの電源を自動的に投入・切断するための、日付と時間が指定された情報のことです。

電源制御機能

Systemwalker Operation Managerの1機能です。電源制御機能を使用すると、サーバの電源投入/切断やリブート処理を自動的に行うことができます。電源制御のための情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[SYSTEM_CALENDAR]を選択して設定します。

投入可能ジョブ数

実行中、実行待ちなどの状態にあるジョブも含めた、そのキューが処理できるジョブの総数です。

導入支援

Systemwalkerの導入およびセットアップ作業における管理者の作業負荷を軽減するために、各サーバおよびクライアントへのインストール作業を、サイレントで行う機能です。

認証局(CA:Certificate Authority)

インターネット上の通信、および電子メールサービスにおいて、通信データやメールの暗号化、およびデジタル署名を行うために必要な証明書の発行、および発行した証明書を管理する機関です。CAは発行した証明書に自身の電子署名を付加し、その証明書が確かにそのCAが発行したものであることを保証します。

ネットワークジョブ

スケジュールサーバから実行サーバに投入されるジョブです。

パス状態

先行ジョブの終了コードによってジョブの起動条件を切り分けていた場合に、先行ジョブの終了コードが起動条件に該当せずに実行されなかったジョブの状態のことです。

パスワード管理簿

業務連携で使用する、ユーザ名とパスワードを管理するファイルのことです。業務連携で処理先のファイルにアクセスするためのユーザに対するパスワードを、あらかじめパスワード管理簿として作成しておきます。

バックアップ連携機能 【Windows版】

Systemwalker Operation Managerの1機能です。ARCserveの機能をジョブ実行制御およびジョブスケジューラから実行することができます。

バッチファイル

拡張子が「BAT」または「CMD」のファイルです。ジョブ実行制御を使用してジョブとして実行できます。

日変わり時刻

日付が更新される時刻のことです。一般には0時に日付が変わりますが、Systemwalker Operation Managerでは日付が変わる時刻を任意に設定することができます。設定した時刻から24時間が1日の単位となります。日変わり時刻は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウのカレンダ機能で[SYSTEM_CALENDAR]を選択して設定します。

日ごとスケジュール管理

運用日単位で管理されるスケジュールのことです。日ごとスケジュール管理には、仮想時間を設定したテストモードの日ごとスケジュール管理も含みます。

日ごとスケジュールの配付

管理サーバから、登録されたスケジュールサーバにスケジュール情報を配付することです。

標準スケジュール

毎日または休日以外の日にデフォルトとして自動的に設定されるサービス/アプリケーションの運用スケジュール(起動順序)のことです。

フィルタ 【Windows版】

出力ファイルをアプリケーションの入力とし、そのアプリケーションでフォーマットして印刷することができます。転送先のアプリケーションのことを“フィルタ”といいます。

複写起動

メッセージ事象発生の通知と同時に可変パラメタを渡してジョブネットを起動する場合に、起動対象のジョブネットを複写し、複写したジョブネットを起動することです。

複数サーバ監視

複数サーバ監視クライアントより、複数のサーバ上で動作するジョブスケジューラサービス/デーモンを監視することです。複数システム監視と呼ぶ場合もあります。

複数サブシステム運用

1つのサーバ上でサブシステム(ジョブスケジューラおよびジョブ実行制御)を複数動作させる運用です。

プロジェクト

業務内容で分類した、ジョブスケジューラ配下のジョブネット/グループの集まりです。

分散実行

ジョブを固定のサーバで実行せず、指定した複数のサーバのうち負荷が低いサーバに、自動的にジョブを分散して実行する機能です。分散実行機能は、Systemwalker OperationMGR V10.0L21以前のバージョンでWindows版のみに提供されていた“負荷分散機能”が拡張された機能です。

マスタDB

マスタ情報が格納されているデータベースです。

マスタ情報

マスタ設定したプロジェクトの、ジョブネットやジョブの定義情報のことです。

マスタスケジュール管理機能

Systemwalker Operation Managerの1機能です。マスタスケジュール管理機能を有効にするコマンドを投入することによって利用可能になります。マスタスケジュール管理機能を利用すると、スケジュールを運用日ごとに作成・管理できます。UNIX版の場合は、運用日ごとに作成されたスケジュールを複数のサーバに配付して利用することも可能です。マスタスケジュール管理機能については、“Systemwalker Operation Manager マスタスケジュール管理機能 説明書”で詳細に説明しています。

マスタ設定

プロジェクトに登録されたスケジュール情報や定義情報を、定義情報のみ有効であるマスタ情報にするための設定です。マスタ設定されたプロジェクトはジョブネットやジョブのスケジュール処理が抑止され、定義情報のみ有効になります。

マスタプロジェクト

スケジュール情報が抽出される基となる、マスタ設定したプロジェクトです。マスタプロジェクトのジョブネットはスケジュール処理が抑止されるため、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの、[ガントチャート]ウィンドウには実績や起動予定を表すタイムチャートは表示されません。

マスタリンクジョブネット

リンクジョブネットの参照先ジョブネットであり、定義情報となるジョブネットのことです。

マルチクラスタ

複数のクラスタシステムで構成された運用形態のことです。

未適用ジョブネット

起動条件で動作しない状態で登録されているジョブネットです。例えば、スケジュール状況が“適用待機”の運用日のジョブネットや運用指示が“完了待ち”、“オペレータ対処”で前日のジョブネットの終了を待ち合わせているジョブネットのことです。

メインウィンドウ

[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに表示されるウィンドウの1つです。業務選択ウィンドウでの選択に従って、各機能の画面が表示されます。

メッセージ事象

ジョブネットが起動する条件として、特定のイベントに対して対応づけられた文字列のことです。

持ち越しジョブネット

マスタスケジュール管理機能において、運用日をまたいで対処が可能なジョブネットのことです。

持ち越し制御

日変わり時刻の到来時に、ジョブネットに定義された運用指示に従って、前日のジョブネットと当日のジョブネットのスケジュールを制御することです。

ユーザアプリケーション

ユーザが作成した実行プログラムです。

ユーザ定義名

Systemwalker Operation Managerがグロ-バルサーバと連携する際に、接続に利用する名称のこと。mfusraddコマンド等で、あらかじめグローバルサーバに登録されているユーザ名を登録しておきます。

ユーザプリンシパル名 【Windows版】

Windows(R) 2000で導入されたユーザ表現方法で、“ユーザ名@DNS名”で表現されます。

リカバリモード

ジョブ実行制御機能の起動モードの1つです。ジョブ実行制御サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の停止処理が、システムダウンや電源断などの理由により正常に実施されなかった場合に、次回のジョブ実行制御機能の起動モードが自動的にリカバリモードとなります。

リカバリモードで起動されると、デマンドジョブのうち、サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の停止タイミングで、実行中かつ-nrオプションが指定されていなかったジョブが、ジョブ実行制御サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の再起動とともに、自動的に起動されます。

リソース

【Windows版の場合】

ジョブが実行時に使用する資源(ファイルやデータベースなど)を指します。ジョブネットへのジョブ登録時、デマンドジョブ投入時、およびJCL(業務手続き言語)作成時において、排他属性を設定することができます。

【UNIX版の場合】

ジョブを同時に実行させたくない場合(例えば、データベースやファイルなどの同時使用を回避したい場合)に、ジョブに対して仮想のリソースを定義することができます。Systemwalker Operation Managerでは、この仮想リソースのことをリソースと呼びます。

リソースには任意の名前を付けることができ、同じリソースが定義されたジョブは、排他属性に従って排他制御されます。

リポジトリサーバ

リポジトリサーバは、ユーザIDやパスワードといった利用者の認証に必要な情報と、Systemwalkerの公開URLのパスに対するアクセスを認可するための情報を管理するサーバです。認証サーバからの要求に応じて、Systemwalker認証リポジトリから認証に必要な利用者の情報や公開URLアクセス許可情報を取り出します。取り出した情報は認証サーバに通知します。

リリース日

運用変更が実施される日付です。すなわち、マスタ情報が、運用変更用プロジェクトの情報に置き換わる日付です。

リンクジョブネット

ジョブネットの階層化において、定義情報となるジョブネットを持ち、複数の親ジョブネットにジョブとして登録が可能なジョブネットのことです。

ローカルジョブ

スケジュールサーバで実行されているジョブです。

ログイン定義名

業務連携で使用する、パスワード管理簿ファイルを管理する名前のことです。システムに登録されているグループ名を使用します。

ログファイル監視 【Windows版】

イベント監視機能の1機能です。監視対象としたロギングファイルにテキストが追加された場合にイベント発生とみなす機能です。監視イベントとしてログファイル監視を選択すると、イベントログを出力していない製品についても、独自のテキストログファイルなどに異常事象をロギングしていれば監視できるようになります。

ワークユニット

同じ運用形態で動作するアプリケーションをまとめた実行環境の枠組みのことで、起動/停止の同一グループや使用する資源を共用するような運用の単位です。この運用形態であるワークユニットの起動により、アプリケーションを動作させることができます。