Symfoware Server Mirroring Controller コマンドリファレンス |
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第2章 Mirroring Controllerコマンド |
dxsvstop -- DBミラーリングサービスの停止
dxsvstop [ -m | -r | -term [ -c ] ]
DBミラーリングシステムの運用を停止します。
オプションなしDBミラーリングサービスを通常停止します。
副系ノードのDBミラーリングサービスは正系ノードで本コマンドを実行することで連動して停止します。なお、本モードではRERUNログをすべて反映してから両ノードのDBミラーリングサービスを通常停止します。
-mDBミラーリングサービスを保守停止します。
本モードではコマンドを実行した時点で副系ノードのDBミラーリングサービスを停止するため、未反映のRERUNログが存在する可能性があります。
-rDBミラーリングサービスをリカバリ停止します。
本モードではコマンドを実行した時点で正系ノードまたは副系ノードのDBミラーリングサービスを停止するため、未反映のRERUNログが存在する可能性があります。業務を継続したまま保守する場合に使用します。
-termDBミラーリングサービスを緊急停止します。
本モードではコマンドを実行した時点で正系ノードまたは副系ノードのDBミラーリングサービスを停止するため、未反映のRERUNログが存在する可能性があります。
本モードでDBミラーリングサービスを停止した場合、次にDBミラーリングサービスを開始するまでにDCUの再構築が必要です。
-term -cDBミラーリングサービスを緊急停止します。
本モードではコマンドを実行した時点で正系ノードまたは副系ノードのDBミラーリングサービスを停止するため、未反映のRERUNログが存在する可能性があります。
本モードでDBミラーリングサービスを停止した場合、次にDBミラーリングサービスを開始するまでにDCUの再構築が必要です。
本モードは、DBミラーリングサービスの通常停止後、あるいはセットアップ直後のノードの状態が正系か副系か定まっていない場合に、正系にしたいノードで実行します。
例DBミラーリングサービスを通常停止します。dxsvstop
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
1 : 異常終了
本コマンドは、スーパユーザで実行してください。
リカバリ停止は、リカバリ対象のノードに合わせて実行します。
緊急停止は、Mirroring Controllerの環境に異常が発生した場合に、DBミラーリングサービスの運用(データベースの二重化や監視)を終了して業務を継続する場合に利用します。
-term -cオプションを使用する場合、もう一方のノードは必ず停止した状態で実行してください。停止していない状態で-term -cオプションを実行した場合、スプリットブレイン事象が発生する可能性があります。
本コマンドは、モニタデーモンが起動中に実行可能です。
Symfoware Serverの起動状態による本コマンドの実行可否については、“Symfoware Serverの起動状態ごとの動作一覧”を参照してください。
DBミラーリングサービスの状態による本コマンドの実行可否については、“DBミラーリングサービスの状態ごとの動作一覧”を参照してください。
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