ファイル作成/更新/削除を契機としてジョブネットを自動起動させる場合、任意のファイルの有無を確認できます。Windows版の場合はchkfileコマンド、UNIX版の場合はjobschchkfileコマンドをジョブとしてスケジュールします。
chkfileコマンド/ jobschchkfileコマンドの指定により、以下の条件を設定することができます。
指定ファイル(複数可)の有無のみ確認する
指定ファイル(複数可)がまだ存在しない場合、作成されるまで待つ
指定ファイル(複数可)が存在していても更新されていなかった場合、更新されるまで待つ
指定ファイル(複数可)が削除されるまで待つ
chkfileコマンド/jobschchkfileコマンドをジョブネット内の先頭ジョブとして登録することにより、ファイル作成/更新/削除を待ち合わせて後続の処理を行うことができます。また、メッセージ事象発生コマンド(jobschmsgevent)と組み合わせることにより、ファイル作成/更新/削除を待ち合わせて他のジョブネットを自動起動することができます。
chkfileコマンド/jobschchkfileコマンドの記述形式など詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。