シャットダウン処理を行うと、Systemwalker Operation Managerの各機能のデーモンが自動的に停止し、Systemwalker Operation Managerサーバは終了します。その後、Systemwalker共通の機能である通信基盤が終了します。
手動での停止方法
保守作業など行うなどの理由でSystemwalker Operation Managerサーバを手動で終了する必要がある場合は、各機能のデーモンをpoperationmgr(デーモン停止)コマンドにより一括して停止することができます。poperationmgrコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“共通コマンド”を参照してください。
通信基盤の手動での停止方法
通信基盤は swncctrl 通信基盤制御コマンドにより手動で停止することができます。保守作業などの理由で通信基盤を停止する場合は、以下の製品を停止した後に、swncctrl 通信基盤制御コマンドを実行してください。
Systemwalker Operation Manager V13.4.0
Systemwalker IT Change Manager V14g
swncctrl 通信基盤制御コマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“通信基盤コマンド”を参照してください。
注意
Systemwalker Centric Managerと共存する場合
Systemwalker Centric Managerと共存する環境で、Systemwalker Operation Managerを停止する場合は、 Systemwalker Centric Managerのデーモンもすべて停止してください。Systemwalker Centric Managerのデーモンの停止コマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
注意
ジョブスケジューラデーモンを停止する場合
ジョブスケジューラデーモンを停止する場合は、以下に注意してください。
Interstage属性のジョブネットが実行中の場合
ジョブスケジューラデーモンのみを停止しないでください。ジョブネットを強制終了した上で、ジョブスケジューラデーモンを停止させてください。
プロセス(tskmnsrv)を停止する場合
kill -9コマンドで、プロセス(tskmnsrv)を停止しないでください。停止した場合、ジョブスケジューラデーモンの停止ができなくなります。また、クラスタ上で運用している場合、正しく動作しないことがあります。
kill -9コマンドで、プロセス(tskmnsrv)を停止した場合は、システムを再起動してください。
複数サブシステムの手動での停止方法
Systemwalker Operation Manager EE版の場合は、複数のサブシステムを起動することができます。複数のサブシステムを起動しているシステムで、任意のサブシステム番号に対応するサブシステムを手動で停止するときの操作は以下の例に従ってください。
[例1]サブシステム1を停止する場合
/bin/sh /opt/FJSVJOBSC/etc/rc0.d/K00JOBSCH -sys 1 |
注)
K00JOBSCHとK00MJSとは必ず続けて実行してください。
-sysオプションには、K00MJSとK00JOBSCHとで同じサブシステム番号を指定してください。
[例2]全サブシステムを停止する場合
/bin/sh /opt/FJSVJOBSC/etc/rc0.d/K00JOBSCH -sys all |
参考
K00JOBSCHおよびK00MJSの格納パスについて
K00JOBSCHおよびK00MJSの格納パスは、以下に示すようにOSによって異なります。OSに応じて格納パスを変更してください。
[K00JOBSCH]
Solaris版 | /opt/FJSVJOBSC/etc/rc0.d |
HP-UX版 | /opt/FHPJOBSCH/bin |
AIX版 | /usr/FAIXJOBSC/bin |
Linux版 | /opt/FJSVJOBSC/etc/rc0.d |
[K00MJS]
Solaris版 | /etc/opt/FJSVMJS/etc/rc0.d |
HP-UX版 | /opt/FHPMJS/usr/lib/mjes |
AIX版 | /opt/FAIXMJS/usr/lib/mjes |
Linux版 | /etc/opt/FJSVMJS/etc/rc0.d |