本項では、ジョブ実行制御の前回履歴メッセージのうち、メッセージラベルのないメッセージについて説明します。
“3.8 ジョブ実行制御コマンドの出力メッセージ”を参照してください。
【メッセージの意味】
resource制御文の定義数が上限値を超えました。
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
不要なresource制御文の定義を削除した後、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
JCL制御文を記述する順序に誤りがあります。
【パラメタの意味】
row: エラーとなったJCL制御文の行番号
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
JCL制御文の記述順序を修正した後、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
組み合わせることのできないオペランドが指定されています。
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
不要なオペランドを削除した後、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
JCLのprtオペランドに指定したプリンタの情報が取得できません。
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
プリンタが使用可能な状態であるか、確認してください。
【メッセージの意味】
同じリソース名を記述したresource制御文が既に定義されています。
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
重複するリソース名を記述したresource制御文の中から不要な制御文を削除した後、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
省略することができないJCL制御文が記述されていません。
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
不足しているJCL制御文を記述した後に、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
JCLにprtパラメタの記述を必要とするパラメタを指定しているが、prtパラメタが指定されていません。
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
必要とする箇所にprtオペランドに記述した後、ジョブを投入します。
“3.8 ジョブ実行制御コマンドの出力メッセージ”を参照してください。
“3.8 ジョブ実行制御コマンドの出力メッセージ”を参照してください。
“3.8 ジョブ実行制御コマンドの出力メッセージ”を参照してください。
【メッセージの意味】
同じジョブステップ名を複数のジョブステップで定義しています。
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
重複しているジョブステップ名を別の名前に変更した後、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
JCLのprtオペランドに指定したプリンタの数が多すぎます。
【システムの処理】
一括操作を中断します。
【利用者の処置】
prtオペランドに指定した不要なプリンタを削除した後、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
JCL制御文のprtオペランドに指定したプリンタが見つかりません。
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
プリントマネージャに登録されているプリンタ名をprtオペランドに指定した後、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
stepstart制御文のskipオペランドに指定したスキップ先のジョブステップ名が見つかりません。
【パラメタの意味】
X: 行番号
【システムの処理】
ジョブの投入処理を中止します。
【利用者の処置】
stepstart制御文のskipパラメタに指定したジョブステップ名を、正しいジョブステップ名に変更した後、ジョブを投入します。
【メッセージの意味】
ジョブの権限によって指定されたユーザが実行ユーザ制限リストに記述されていないためジョブの投入に失敗しました。
【システムの処理】
処理を中止します。
【利用者の処置】
ジョブの権限に実行ユーザ制限リストで記述されているユーザ名を指定してください。
ジョブの権限については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“ジョブ実行時の権限について”を参照してください。
【メッセージの意味】
ジョブが例外で終了しました。実行したアプリケーションやシステム環境に問題がある可能性があります。
【パラメタの意味】
job-name: ジョブ投入時に指定するジョブ名
jobno: ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号
hostname: ジョブを投入したホスト名
code: ジョブの終了コード(例外コード)
【システムの処理】
処理を中止します。ジョブは終了コードcodeに示された値で終了します。
【利用者の処置】
例外の原因を調査してください。
【メッセージの意味】
ジョブが例外で終了しました。実行したアプリケーションやシステム環境に問題がある可能性があります。
【パラメタの意味】
job-name: ジョブ投入時に指定するジョブ名
jobno: ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号
hostname: ジョブを投入したホスト名
app-name: 例外が発生したアプリケーション名
code: ジョブの終了コード(例外コード)
【システムの処理】
処理を中止します。ジョブは終了コードcodeに示された値で終了します。
【利用者の処置】
例外の原因を調査してください。
【メッセージの意味】
ジョブステップが例外で終了しました。実行したアプリケーションやシステム環境に問題がある可能性があります。
【パラメタの意味】
jobstep:JCLで指定するジョブステップ名
app-name:例外が発生したアプリケーション名
code:ジョブの終了コード(例外コード)
【システムの処理】
処理を中止します。ジョブは終了コードcodeに示された値で終了します。
【利用者の処置】
例外の原因を調査してください。
【メッセージの意味】
ジョブステップが例外で終了しました。実行したアプリケーションやシステム環境に問題がある可能性があります。
【パラメタの意味】
jobstep: JCLで指定するジョブステップ名
code: ジョブの終了コード(例外コード)
【システムの処理】
処理を中止します。ジョブは終了コードcodeに示された値で終了します。
【利用者の処置】
例外の原因を調査してください。
【メッセージの意味】
ジョブ jobname(jobno.hostname) の起動に失敗しました。
【パラメタの意味】
jobname: ジョブ名
jobno: ジョブ番号
hostname: ホスト名
reason: エラーメッセージ
【システムの処理】
該当のジョブは中断されます。他のジョブへの影響はありません。
【利用者の処置】
起動に失敗したジョブの終了コードを、ジョブ履歴またはmjsviewコマンドで確認してください。“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”で終了コードの意味を参照し、失敗した原因を取り除いてください。
【システム管理者の処置】
起動に失敗したジョブの終了コードを、ジョブ履歴またはmjsviewコマンドで確認してください。“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”で終了コードの意味を参照し、失敗した原因を取り除いてください。
問題が解消しない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
ジョブは強制終了操作、または、ジョブ実行制御サービスの停止によって強制終了しました。
【パラメタの意味】
job-name: ジョブ投入時に指定するジョブ名
jobno: ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号
hostname: ジョブを投入したホスト名
【システムの処理】
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000222”で終了します。
【利用者の処置】
必要に応じて再度ジョブを投入してください。
【メッセージの意味】
ジョブは実行経過時間の制限値を超えたため強制終了しました。
【パラメタの意味】
job-name: ジョブ投入時に指定するジョブ名
jobno: ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号
hostname: ジョブを投入したホスト名
【システムの処理】
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000322”で終了します。
【利用者の処置】
必要に応じて再度ジョブを投入してください。
【メッセージの意味】
ジョブステップ jobstep-name の起動に失敗しました。
【パラメタの意味】
jobstep-name: ジョブステップ名
reason: エラーメッセージ
【システムの処理】
該当のジョブは中断されます。他のジョブへの影響はありません。
【利用者の処置】
起動に失敗したジョブステップの終了コードを、ジョブ履歴またはmjsviewコマンドで確認してください。“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”で終了コードの意味を参照し、失敗した原因を取り除いてください。
【システム管理者の処置】
起動に失敗したジョブステップの終了コードを、ジョブ履歴またはmjsviewコマンドで確認してください。“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”で終了コードの意味を参照し、失敗した原因を取り除いてください。
問題が解消しない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
ジョブステップは強制終了操作、または、ジョブ実行制御サービスの停止によって強制終了しました。
【パラメタの意味】
jobstep:JCLで指定するジョブステップ名
【システムの処理】
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000222”で終了します。
【利用者の処置】
必要に応じて再度ジョブを投入してください。
【メッセージの意味】
ジョブステップは実行経過時間の制限値を超えたため強制終了しました。
【パラメタの意味】
jobstep:JCLで指定するジョブステップ名
【システムの処理】
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000322”で終了します。
【利用者の処置】
必要に応じて再度ジョブを投入してください。