Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス
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付録A コマンドの動作可否

A.3 資源の占有と占有の強さ

ここでは、データベースの資源に対する Symfoware Active DB Guardコマンドの占有と占有の強さについて説明します。

Symfoware Active DB Guardコマンドが占有する資源と占有の強さ(ディクショナリ資源の占有)を以下の表に示します。

[表:Symfoware Active DB Guardコマンドの資源の占有と占有の強さ]

コマンド

占有資源

論理

格納

物理

利用者認可識別子

ROLE

DB

SCH

SEQ

TBL

RTN

TRG

DSO

DSO(IX)

DSI

DSI
(IX)

SCOP

DBS

rdbbcmap
(-Eまたは-R)

SH

SH

SH

SH

-

DB:データベース
SCH:スキーマ
SEQ:順序
TBL:実表
RTN:ルーチン
TRG:トリガ
DSO:表のDSO
DSO(IX):インデックスのDSO
DSI:表のDSI
DSI(IX):インデックスのDSI
SCOP:スコープ
DBS:データベーススペース
DIC:RDBディクショナリ
SH:共有モード
MOD:弱共有モード
EX:非共有モード
-:排他対象外

また、以下に排他の強さの関係を示します。

[表:排他の強さの関係]

後続

EX

MOD

SH

先行

EX

×

×

×

MOD

×

×

SH

×

○:2つのプロセス間で、同一資源の多重処理が許されます。
×:2つのプロセス間で、同一資源の多重処理が許されません。

RDBコマンド、symjdコマンドおよびRDA-SVコマンドの詳細については、“Symfoware Server コマンドリファレンス”またはmanコマンドを参照してください。

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