Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス
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第3章 RDBコマンド

3.1 rdbsar

■名前

rdbsar -- 性能情報の表示

■形式(RERUNログバッファに関する性能情報の表示)

rdbsar -u [-g ロググループ名]

■機能説明

Symfoware/RDBの性能情報を出力します。

■オプション

-u
RERUNログバッファに関する性能情報を表示します。
RERUNログバッファサイズ、RERUNログバッファ枚数、RLCへの未書き出しバッファ枚数、RLCファイルへの未書き出しバッファ枚数の割合およびRLP名は、時間間隔の指定の有無にかかわらず、コマンド実行時の値が表示されます。これ以外の情報に関しては、時間間隔を指定した場合は、その時間間隔での変化量が、時間間隔を指定しなかった場合は、Active DB Guardのログ取得モードのオンライン時からの総量が表示されます。rdbsarコマンドの時間間隔の指定については“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
指定ロググループにRLPが作成されていない、またはRLPがログ取得モードのオンライン状態でない場合は、性能情報は表示されません。
本オプションは、Active DB Guardを運用している場合に指定できます。
-g ロググループ名
性能情報を取得したいRLPが属するロググループ名を指定します。
スケーラブルログ運用を行っていて、本オプションを省略した場合または“system”を指定した場合は、システムロググループが処理の対象になります。

■表示形式

$ rdbsar -u
RDBII rdbsar DATE:2006/09/20 TIME:13/41/22
(1)          (2)       (3)      (4)    (5)        (6)         (7)
Time         BufSize   BufNum   UseNum([%])       Alarm       DryUp
13:41:22        2048      128       19( 14)           0           0
             (8)                                        (9)         (10)
             RLPName                                    Write       IoNum
             rlp001                                      9341        2464
(1)  性能情報を取得した時間
(2)  RERUNログバッファの1枚のサイズ(単位はバイト)
(3)  RERUNログバッファ枚数
(4)  RLCへの未書き出しバッファ枚数
(5)  RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合(%)
(6)  RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合が、
     70%を下回る状態から80%を超過した回数
(7)  RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合が、
     80%を下回る状態から100%に到達した回数
(8)  RLP名
(9)  RLCへ書き出したバッファ枚数
(10) RLCへ書き出したI/O回数

■注意

本コマンドは、複写元システムのみ実行可能です。

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