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Interstage Service Integrator Studio ISI Studio ヘルプ

4.3.1 シーケンス情報を設定する

シーケンス全体に関するプロパティを設定する方法について説明します。
操作手順は、以下のとおりです。

  1. ISIナビゲータービューで編集するシーケンスを選択し、ダブルクリックします。
    ⇒シーケンスエディタに選択したシーケンスが表示され、プロパティビューにシーケンス情報が表示されます。

    シーケンスエディタ上の白紙部分(ステップや矢印、挿入ポイント以外の部分)をクリックしても、プロパティビューにシーケンス情報を表示できます。

  2. シーケンス情報を設定します。

図4.13 シーケンス情報の画面例(プロパティビュー)


表4.2 シーケンス情報の項目

項目

説明

備考

シーケンス名

シーケンス名が表示されます。

説明

シーケンスの説明を指定します。

以下の文字を使用しないでください。

  • < (不等号(より小))

  • > (不等号(より大))

  • & (アンパサンド)

  • ' (シングルクォーテーション)

  • " (ダブルクォーテーション)

ステップログ

シーケンス実行時に各ステップの実行ログを採取するかどうかを指定します。以下から選択します。

  • 取得する
    ログを採取します。

  • 取得しない
    ログを採取しません。

デフォルトは、“取得しない”です。

リトライ回数

エラー発生時にシーケンスのリトライを行う回数を指定します。
0~999999999の範囲の整数を指定してください。

利用側サービスの通信方式が同期の場合のみ有効です。

利用側サービスの通信方式が非同期の場合のリトライ回数の設定方法については、“ISI運用ガイド”の“機能のチューニング”を参照してください。

リトライ間隔

リトライを行う間隔をミリ秒で指定します。
0~999999999の範囲の整数を指定してください。

利用側サービスの通信方式が同期の場合のみ有効です。

ステップの実行結果の履歴

シーケンス実行時にステップの実行結果を履歴として残すかどうかを指定します。以下から選択します。

  • 残す
    履歴を残します。
    同一メッセージの処理中にシーケンス内のステップで実行結果を利用できます。シーケンス内のステップ情報でも設定が必要です。

  • 残さない
    履歴を残しません。
    ステップ情報での設定は無効になります。

デフォルトは、“残す”です。

変数

シーケンスの変数として使用する共通メッセージのヘッダのキー名を指定します。

シーケンスの変数として使用する共通メッセージのヘッダのキー名に対する値を指定します。

[追加]ボタン

新しい変数を追加します。
キー名と値を設定する[変数]ダイアログボックスが表示されます。

[編集]ボタン

選択した変数の内容を変更します。
キー名と値を設定する[変数]ダイアログボックスが表示されます。

[削除]ボタン

選択した変数を一覧から削除します。

変数を設定する

変数となるキー名と値を設定する画面例と項目について説明します。

図4.14 [変数]ダイアログボックスの画面例

表4.3 [変数]ダイアログボックスの項目

項目

説明

備考

キー名

共通メッセージのヘッダのキー名を指定します。
以下の半角文字列を指定できます。ただし、先頭は、英数字を指定してください。

  • 英数字

  • -(ハイフン)

  • _(アンダーバー)

  • .(ピリオド)

必須
最大255バイト

共通メッセージのヘッダのキー名に対する値を指定します。

[OK]ボタン

変数を追加、更新します。

[キャンセル]ボタン

処理をキャンセルし、ダイアログボックスを閉じます。