ランク集計、週ごとの集計、サーバ側のマートバッチコマンドなどのエンハンスにより、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM:Customer Relationship Management)で重要となる顧客分析への適用性が向上しました。
SymfoWARE Navigatorを使って、例えば以下の顧客分析向けのレポートが作成できるようになりました。
RFS分析
顧客維持展望
顧客プロフィール比較
新規メンバ来店状況
これらのレポートは、主に流通業を中心に主流となっている顧客分析の手法で、顧客識別マーケティング(CSM:Customer Specification Marketing)と呼ばれる考え方に基づいた分析手法です。
RFS分析レポート
顧客をセグメント化する場合の3つの基本的な指標、R(Recency:前回来店日からの期間)、F(Frequency:来店頻度)、S(Sales:売上金額)から分析するためのレポートです。
顧客維持展望レポート
顧客維持展望レポートは、店で買い物をしなくなった顧客の人数と、そうした顧客がどのセグメントから抜けたのかを分析するためのレポートです。
残っている顧客についても、セグメント間を移動(前回より購買金額を増やしたり、減らしたり)している顧客の比率を知ることができます。
顧客プロフィール比較レポート
買い上げ合計金額、一回当たりの買い上げ金額によるランキングを表示するレポートです。上位顧客のプロフィールを知ることができます。
新規メンバ来店状況レポート
新規カードメンバが、最初にカードを使用した週から一定期間に何回来店したかを表示するレポートです。新規カードメンバの定着状況を知ることができます。