V6.0L20で追加された新機能の概要について説明します。
運用性の向上
辞書出口機能
資源を公開/非公開する情報を、Navigatorの辞書から参照するのではなく、お客様先で独自に管理している公開/非公開情報から参照させることができます。
データベースシステムのサポートの強化
Shunsakuとの連携によるXML形式データの問い合わせ
Shunsakuと連携することにより、Shunsakuに格納されたXML形式データを使用して、問い合わせの実行をすることができます。
拡張演算の強化
拡張演算式の結果データを従来の自動設定以外に、利用者の目的に応じたデータ型に設定することができます。
帳票ソリューションとの連携による帳票出力の強化
Interstage List Manager/Interstage List Creatorとの連携による帳票出力の強化
Navigatorと帳票ソリューション製品であるInterstage List Manager/Interstage List Creatorを連携することにより、問い合わせ結果の帳票を利用者の用途に合わせた帳票にデザインし、プリンタ出力することができます。帳票の出力は、プリンタ出力以外にも、PDF変換、電子帳票やFAX送信ができます。
問い合わせ/レポート機能の充実
クロスクエリー機能
CSVファイルに保存した問い合わせ結果を、別の問い合わせの実行時に条件値として指定することができます。
イベントアナライザ機能の拡張
データの抽出方法が、従来の該当するイベントのうち順序が最初になったものだけを抽出するのに加え、すべてのイベントも抽出することができるようになります。
OAツール連携機能の強化
Excel連携時の行数制限の拡張
問い合わせ結果をEXCEL BIFF形式で、EXCELに出力または保存する場合に、利用できる問い合わせ行数が、65536行まで拡張されました。
操作性の改善
関連するデータ項目の絞込み
レイアウト指定時に、データ項目一覧を、データとして指定したデータ項目と関連する表示内容に絞り込むことができます。
条件の無効化機能
問い合わせに指定した条件を一時的に無効にして実行することができます。
データ登録画面の指定値の保存
データ登録の設定画面で指定した値を保存し、次回データ登録起動時の初期値として利用できます。
アプリケーション開発ソフトウェアのサポート範囲拡大
Visual Basic(R)およびVisual C++(R)のサポート範囲拡大
Navigator APIを利用したアプリケーションを作成する、Visual Basic(R)およびVisual C++(R)のサポート範囲が拡大されました。