容易な情報の取り出し
直感的で分かりやすい情報の取り出し
情報レイアウトパネルにデータ項目や管理ポイント(管理・分析の視点)を貼り付けるだけの簡単な操作で縦横集計表、時系列集計表または明細表形式の情報を取り出すことができます。
情報レイアウトパネル上で管理ポイントを追加、変更、移動するだけの簡単な操作で、OLAP(ドリリングやスライス&ダイスなど)が可能です。
高度な分析機能
クロスクエリ機能や、イベントアナライザ機能を利用することで、一度の問い合わせでは結果の得られない複雑な問い合わせをGUI操作で簡単に行えます。
使い慣れたOAソフトウェアの操作の延長で現行業務に組み込み
取り出した結果をExcelなどのOAソフトウェアと連携ができます。
メタ情報による情報活用
データの公開/非公開
エンドユーザに対して必要なデータのみを公開することができます。部門などのグループ単位で、スキーマ、テーブル、および項目の公開/非公開の設定とレコードの公開条件を設定することができます。
日本語見出しの定義
スキーマ、テーブル、項目などに日本語の見出しを設定することにより、日常の業務用語を用いて帳票作成やデータ分析を行うことができます。
データ構造の定義
スキーマ、テーブル、データ項目の一覧表から対象を選択するだけの簡単操作でデータベースの公開範囲を、業務や目的ごとのグループに対して設定することができます。
テーブルの分類(マスタテーブルか実データテーブルか)や、項目の意味(コードかラベルか)更に、結合関係(どの項目とどの項目で結合するのか)などの、データの意味を簡単なマウス操作で設定することができます。
分析の切り口を自由に設定できる管理ポイント
管理ポイントをカストマイズしたり、データ項目の値の意味付け(区分け方法)をして共通の管理ポイントを定義することができます。共通の管理ポイントは一般利用者が情報活用の場面で利用ができます。GUIを使用した簡単な操作で管理ポイントを定義することができます。
共通の管理ポイントのほかに、個人ごとの管理ポイントが定義できるため、それぞれのユーザの独自の視点でデータを分析することが可能です。
Webブラウザからの操作
どこからでも情報活用が可能
Webブラウザの環境さえあれば、Navigatorを利用して情報を活用することができます。
わかりやすいユーザインタフェース
表の出力イメージを確認しながら問い合わせ操作でき、より簡単に情報活用が行えます。
グラフ表示
Excelと連携することで、問い合わせ結果をグラフにして、表示することができます。
グラフを利用できるため、直感的にデータの傾向や特徴を発見できるようになります。
プラグイン不要、メンテナンス不要のWebクライアント
Webクライアントとして利用するPCには、ソフトウェアをインストールする必要がないため、利用者のメンテナンス作業の負担を軽減することができます。
データウェアハウスの運用・管理
以下のコマンドにより、サーバの運用/管理を自動化することができます。
辞書の退避・復元コマンド(辞書の保全)
辞書の複写(辞書の退避コマンドと復元コマンドを組み合わせた部門間の辞書複写)
当月度の設定コマンド(データの〆処理と連動した辞書設定)
辞書のユーティリティコマンド(テーブル情報、テーブル結合情報、管理ポイントの一括設定)
レポートの共有、自動更新
多人数で情報共有
問い合わせの雛型(定型の問い合わせ)をWeb上で公開することにより、一般の利用者は、誰でも、簡単にデータウェアハウスの情報を参照することができます。また、参照した情報は、ダウンロードできます。
レポートの管理
フォルダや問い合わせにアクセス権を設定することにより、適切なグループ、ユーザを限定して問い合わせを公開することができます。また、登録した問い合わせ結果の版数を管理し、複数の問い合わせ結果を格納できます。
既存の定型レポートの条件を変えて最新の情報を入手
利用者は、公開された情報をただ見るだけでなく、データの範囲などの条件を変えて、最新の情報を入手できます。(条件を変えられるレポートを半定型の問い合わせと呼びます)
自動更新のスケジューリング設定
公開している問い合わせに自動更新のスケジュールを設定することができます。これにより、夜間などに自動更新するように設定しておくことで、常に最新の情報を共有できます。
セキュリティ機能
認証・管理
オペレーティングシステムの認証を利用する認証方式(OS認証、Active Directory認証)と以下の利用者管理機能が使用できます。
接続中の利用者の表示(状態、資格、接続開始時間)
利用者の強制切断
利用者へのメッセージ通知
新規接続の抑止
アクセスログの取得
アクセスログ機能を使用することにより、利用者の問い合わせ操作で発生するデータベースアクセスのアクセス記録および、発行したSQLをログとして出力し、不正使用の監視ができます。また、テーブルや管理ポイントの使用状況の把握、データベースのチューニング等のシステム運用支援にも活用できます。
利用者の強制切断
「アイドル監視機能」により、一定時間以上サーバにアクセスがない場合に自動的に切断するので、利用者がログオンしたまま放置されたパソコンがなくなります。
「クライアントの強制切断機能」により、管理者が利用中のクライアントを強制的に切断することができます。これによって、異常なアクセスが行なわれている場合、速やかに排除できます。
サーバ-Webブラウザ間の暗号化
Webブラウザから操作する場合には、SSLが利用でき、サーバとの通信内容を暗号化して通信できます。
情報保護
Systemwalker Desktop Keeperや暗号化ソフトウェアをNavigatorと組み合わせて利用することで、情報漏洩に対するセキュリティを強化できます。例えば、Systemwalker Desktop Keeperと組み合わせて、印刷の抑止や他メディアへのコピーの抑止ができ、暗号化ソフトウェアと組み合わせることで、ウィルスによる情報漏洩などの対策強化を図れます。
Webサーバのスケーラビリティ向上
負荷分散装置を利用することで、利用人数に応じて、Webコンポーネントを複数台利用した負荷分散システムを構築できます。サーバを後で追加することで、利用者の増加に応じたシステムの増強ができます。
CSVデータを利用した簡易な情報活用
CSVデータを利用して情報活用でき、データウェアハウスを構築することなく低コストで簡単に情報活用システムを構築できます。(DBレスシステム)
また、データウェアハウスを構築している場合でも、データウェアハウスにない一時的に分析したいデータや、変化の激しいデータなどを、CSVデータとしてそのまま分析できます。
CSVデータをそのまま分析できるため、データベースの設計、作成が不要で、手軽に分析を始められます。
他サイトのデータベースへのアクセス
Navigatorサーバ以外のサーバにあるデータベース(他サイトのデータベース)から簡単な操作で、情報の取り出しができます。
帳票作成製品との連携
帳票作成製品(List Creator/List Manager)と組み合わせて利用すると、デザインされた帳票にNavigatorの問い合わせレイアウトを組み合わせることができます。組み合わせた結果は、List Creator/List Managerから、きれいな帳票として出力、印刷することができます。
アプリケーションプログラムの開発環境
Navigator API
問い合わせカタログ機能を利用したアプリケーション開発が可能となります。
サーブレットインタフェース
サーブレットインタフェースを装備しているため、エンドユーザは、作成した問い合わせ結果をダウンロードして参照できます。また、このインタフェースを利用して、問い合わせ条件を変更して実行する、半定型処理を行うHTMLページを作成できます。HTMLページの作成には、CGI(CommonGateway/Interface)やJavaAPI(Javaアプリケーションプログラミングインタフェース)を利用します。