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Interstage Navigator Server9.2.0 概説書

3.1 レポートを作成する

Navigatorは、簡単な操作でレポートを作成できます。

Navigatorでレポートを作成する際の操作の特長を、以下に示します。

ここでは、レポートを作成するまでの操作の流れを説明します。

  1. 起動とログイン

  2. レポートのレイアウト指定

  3. 問い合わせの実行と集計結果の確認

  4. OAツールとの連携

起動とログイン

Navigatorクライアントを起動し、システム管理者によって登録されているユーザ名とパスワードを指定して、サーバにログインします。


レポートのレイアウト指定

レポートのレイアウトを指定する画面です。項目をドラッグ&ドロップ操作することにより、画面の上段に作りたいレポートのイメージを指定します。

画面の下段の左側では、管理ポイントを一覧表示しています。管理ポイントは、表頭、表側、および条件のフィールドに貼り付けることができます。

画面の下段の右側には、データ項目を一覧表示しています。データ項目は、データ、および条件のフィールドに貼り付けることができます。また、データ項目は、表頭および表側に貼り付けて、管理ポイントとして利用することもできます。


項目を、条件フィールドへドラッグ&ドロップすると、条件を指定するダイアログボックスが表示されます。ここで、条件の詳細を指定します。

この例では、条件として「月度」を指定しています。期間を、「2003年4月度」から「2003年6月度」までというように、「月度」に関する条件の詳細が指定できます。

条件の指定後、[OK]ボタンを押して、条件指定を完了します。

以上で、作成したいレポートのレイアウトのイメージが完成しました。


問い合わせの実行と集計結果の確認

[レイアウトの指定]画面で[OK]ボタンを押すと、確認のダイアログボックスが表示されます。[はい]ボタンを押して、サーバへ問い合わせを行います。

サーバへの問い合わせが完了すると、メッセージが表示されます。

[OK]ボタンを押すと、結果表示画面が表示されます。


OAツールとの連携

結果表示画面で、問い合わせ結果を確認します。その後、ツールバーのアプリケーション連携ボタンを押します。最高5個までのアプリケーション連携ボタンを使い分けることにより、いろいろなOAツールと連携することができます。ここでは、Excelに対応したボタンを押します。

Excelに対応したボタンを押すことにより、自動的にExcelを起動して、問い合わせ結果を貼り付けることができます。その後、Excelで、装飾を加えたり、グラフ化したりすることができます。

このように、問い合わせ結果を欲しいレポートの形で貼り付けることができるため、表計算ソフトによる面倒な二次加工(集計や、レポートとしてのレイアウト変更)がほとんど必要なく、すばやく報告書を作成することができます。